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zoom RSS 映画『ホビット 思いがけない冒険』の感想

<<   作成日時 : 2013/02/22 01:01   >>

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公開はもう終わってしまいましたが、映画の『ホビット 思いがけない冒険』の感想です。これまた時期を逸してますが、まあしかたないですね。

もともと私は原作を読んでいて、映画も前作のロードオブザリング3部作を観ていたので、今回のホビットの映画化も楽しみでした。
今回見たのは2Dの字幕と3Dの吹替の2回。ほんとはもっと観たかったですが、お財布の問題で2回のみです。ロードオブザリングのときはもっと観ただけにちょっと物足りなかったです。前売り券2枚買って、字幕・吹替両方で2回見ることは私の義務なんで、と家族に言ったら、かなりあきれられものですが(笑)、今回最低限の義務は果たしました。
なお、原作のホビットを読んだのはかなり昔で、内容は少し忘れかかっていますが、あえて読み直してはいません。どうしても原作と比較したくなってしまいますから、映画の3部作を観終わってから読み直そうと今のところは思ってます。

全体的な印象は、まずビルボが可愛すぎる! すべてがホビットという感じでほんとに可愛かったです。特に戦いのシーンで剣をぶんぶん振り回すときのしぐさが、下手くそなんだけど、なんとも愛らしくて可愛かったです。
そしてトーリン男前すぎ! イメージと違う! 原作はもっとただの頑固なおっさんだったのに、悲劇の流浪のドワーフの王って雰囲気で、いい意味でびっくりしました。
内容的には原作の『ホビット』そのままというより、『ホビット』プラス『指輪物語』の追補編って感じでした。映画のロードオブザリングと雰囲気を合わせる必要もあったのでしょうが、そのため原作よりもシリアスで大人の物語になってました。原作はいい意味で子供向けの童話に近い物語ですが、映画はいわゆるハイファンタジーらしい物語になってました。
原作の筋を踏まえつつ、指輪物語の世界観を盛り込んであるので、ロードオブザリングの前の話の映画という意味ではとても面白かったと思います。
ただホビットと追補編の内容だったから長くなったとは言え、やはり3時間は長すぎます。最初3部作で初回3時間と聞いて、なんで?!って思いましたもの。ホビットは指輪物語と比べてはるかに短いのに、なんでそんなに長いのか、配分おかしくない?と疑問に思ったくらいです。
で実際に見た後も、面白かったとは言っても、ちょっと冗漫かな、話にメリハリがないなと思いました。特に初めはまだるっこしく感じましたし、逃走・戦闘シーンも背景が違うだけで同じことをしている感じでしたから。やっぱり初回は原作のホビットの内容だけにして短めでもよかったかもと思いました。
ただこの長すぎる・冗漫だという感想はあえていえばであって、実際観ているときはまったく退屈せず時間は感じなかったです。おしりの痛さで長時間と気づく感じでした(笑)。
個人的には可愛いビルボとかっこいいトーリンを観ただけでも価値はあったと思います。ほんとにもっと観たかったですね。

そして個別の感想。
1回目は字幕で2回目が吹替でしたが、字幕はイアン・ホルムからマーティン・フリーマンになったとき、見た目は若返ったのに声が低くなっておじさんぽくなったので、ちょっとびっくりしました。イアン・ホルムは声だけだと若く感じますね。さすが昔のBBCラジオドラマでフロドをやっただけはあります。

やっぱり丸いドアは感動します。ロードオブザリングの初見のときは「ドアが丸いー!!!」で感動しまくったものですが、その感動を思い出しました。ホビットの里に帰ってきたんだとしみじみ思いました。
(余談ですが、この「ドアが丸いー!!!」の感動は原作を知らない人にはなかなかわかってくれないものでした。原作を読んでくれるとその感動は理解してもらえますが)

イアン・マッケランが実年齢どおりに前作よりも老けてみえました。物語的には前なんですけどね。まあしかたのないことです。

ドワーフの紹介として、いきなりエレボールの滅亡場面が出るとは驚きでした。情報を入れないで見に行ったので、追補編込みの物語とは思ってなかったんです。でもドワーフという種族の今の状況の説明としてはわかりやすくていいと思います。またドワーフという種族が頑固だというのも伝わりました。
14人のドワーフのキャラ立てはまあまあ成功していたと思います。ややかすんでいるキャラはいましたが。一番の驚きはなんども言いますが「トーリン男前」です。
キーリとフィーリはやっぱりイケメン雰囲気をかもし出す俳優を出してきましたね。特にキーリ役の人はかっこいいです。原作未読の私の家族たちもキーリが気に入ったようでした。

相変わらず俯瞰する構図が好きだなと思いました。俯瞰から落下する映像もよく出てましたね。そして揺れる画面。そういう映像は初めから予想してましたし、実際字幕で2Dを観て、絶対3Dなんてありえないと思ってました。見なくて正解と思ってましたが…。
時間がつかなくて2回目を見に行けないうちに、2D吹替の上映が近所の映画館でなくなってしまい悩みました。遠くの2D吹替を見に行くか、近くの2D字幕を見に行くか、近くの3D吹替を見に行くか。さんざん悩んだ結果近くの3D吹替を見に行くことに。
そして見た結果、「効果はよくわからないがあまり不快感はない」という感想になりました。もっと気持ち悪くなるかなと思ってましたがそんなことはなかったですね。
ただわざわざ割高な3D料金を払った価値はあまり感じなかったです。3D効果がいまいちわからなかったので。
でも効果がわからないせいで、見て損したと文句を言うほどではなかったんで、まあよかったことにします。
また今回は3Dメガネが普通のメガネに装着するクリップオンタイプだったのもよかったんだと思います。あまり重くなくて着けていても負担にならず、また3D画面じゃないときは上にはねあげておけるので便利でした。それで不快感がなく見れたんでしょう。

3人のトロル登場場面は楽しかったです。やっぱりこういうのははずしませんね、このスタッフ。

裂け谷は、前作のときは山奥のひなびた絶景の温泉宿に見えましたものですが、今回も同じ感想を持ちました。

残念だったのはエルロンドがロードオブザリングと同じく、深刻に憂慮する真面目なエルフだったことです。シリアスキャラじゃなくて、ホビット原作のちょっと抜けた半エルフのエルロンドも見たかったんですけどね。きっとヒューゴ・ウィービングはそっちの役柄でもノリノリでやってくれたと思うので、少しだけ残念に思います。もちろん前作とのつながりや追補編の白の会議の話を登場させる意味を考えるとこれでいいんですが、やっぱりホビット原作のエルロンドも見たかった…。

クリストファー・リーがまだ生きていてくれてほんとによかったです。そうとうなお年のはずですから。登場してくれてうれしいです。

トーリンに足手まといと言われて一行から別れようとするビルボと、それを呼びとめたボフールとの会話の場面。なんだか泣けました。えっと、ここで泣くの私、と思いました。
トーリンの言葉に傷ついてるビルボが、優しい言葉をかけてくれたボフールを逆に傷つけてしまい。ビルボはすぐに後悔するものの、一度出た言葉は元に戻せない。それでもボフールはビルボに優しい言葉をかけるところがね。二人の心の弱さと優しさを思って泣けました。

ゴラム登場場面は、頭の中が、うわーゴラムキターとなりました。やっぱりゴラムが出ないと話になりません。
しかし、こんな状況でいきなりなぞなぞを始めるって、よくよく考えると変ですね(笑)。まあ原作通りなんですけど。でも、いきなりなぞなぞをしだすのはこの二人らしいですね。ビルボはほのぼのキャラだし、ゴラムもだいぶ変な奴だし似合ってます。
そしてあの指輪…! ビルボの元にわたらなかったらよかったのに。

ビルボがこの映画でドワーフたちと旅を共にする理由が、彼らの故郷を取り戻すのを助けたいから、というのはいいですね。怖くて故郷のホビットの里に帰りたいからこそ、彼らを手伝いたいと願うのが、ヒーローではなく平凡なホビットらしくていいです。

物語的に故郷であるエレボールを取り戻す旅という目的が明確なのはいいんですが、場面的には逃走シーンばかりというのはちょっと微妙です。どこへ行くのかよくわからない感じがします。特に最後、オークに追いかけられて木の上に登ったあとの戦闘場面はくどいと思いました。

内心はビルボを受け入れていたとしても「足手まとい」呼ばわりするようなツンデレキャラだったトーリンが、ちゃんと言葉でもビルボを受け入れたことを伝えられるようになった場面は、トーリン、素直になってよかったねと思って、本気で泣けました。泣きすぎたくらいです。

エンドロールの歌はかっこいいですね。映画内のトーリンが歌った歌も雰囲気ぴったりでかっこよかったですが、エンドロールの歌はなおよかったです。ただ映画内の吹替えの歌は微妙でしたが、でもあそこは吹替えである以上日本語で歌うほうがいいと思います。

日本での興行収入はよくなかったようで公開期間も短くで残念でした。できればもう一回観たかったのですがしかたないですね。
4/17にBlu-ray&DVDが発売されるようで、気がついたらアマゾンで予約してました(笑)。楽しみです。

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