かとりぶたを側に置き

アクセスカウンタ

zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第44回『そこからの眺め』

<<   作成日時 : 2012/11/17 18:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

寒くなってきましたね。あっという間に一年が経ってしまったなーと録画を見直しながらしみじみ感慨にふけっております。というわけで、大河ドラマの感想です。

病床の重盛のもとに後白河がやってきた場面。ストーリー全体の中でのこの場面の意味を考えると面白いのですが、ドラマ内のやりとりを楽しむという意味では現実味に欠けていて個人的には違和感です。双六をする行為に込めた象徴的な意味は理解できるけれど。でもやっぱり観た当初は、病人に双六させるなんてそんな酷いことをと思って一瞬醒めてしまいます。ただ、だからつまらない、というわけではなくて、その場面が伝えたいことを感じ取るといろいろ面白いです。清盛と後白河は結局は相いれなくて、間を取り持ってくれた重盛がいなくなったら、たとえ死に行く人の懇願と言えども叶えてあげることはできない、それを後白河も後白河なりに申し訳ないとは思ってるんだろうなー、とか他にもいろいろ解釈すると楽しいんですけどね。それだけに、現実味の薄い描写がもったいないと思います。テレビドラマでは、こういう芝居がかった描写は合わないという気がします。

そういう欠点があるけれども、今回も面白かったです。そこが去年との違いなのかもしれないんですけど。たぶん伝えたいことは共感できるからなんだろうと思います。
実際、そのあと治承三年の政変に至るまで清盛の思いが、観ていて妙に伝わってきましたから。病床の重盛に対する後白河の言い様や、死後の所領の処置等が、清盛の、息子を始めとした一門を守りたいスイッチを完全に押してしまったんだろうなあと思うと、その後の展開も納得です。清盛が咆哮する場面にひどく共感したほどです。我ながらわいてきた感情にびっくりでしたね。
そしてついにこの回でこの世の頂に立った清盛ですが、しかしほんとうにそこからの眺めは、さえぎるものがなくて爽快なものなんですかね…。ということを、祇園女御とのやりとりや、最後の場面などを観て感じてなにやら怖くなりました。
そういうことを感じ取らせるものがあるドラマなのに、それだけにあざとく感じる描写がもったいないなと思って、面白いのに物足りなさが残って、少し消化不良な回でした。

以下はその他の感想です。

重盛を演じる窪田正孝さんは、男女逆転大奥の捨蔵とのギャップがすごくて、若いのにすごい役者さんだと演技を観ていて感じ入ってしまいました。このドラマの重盛は最後まで報われないけれど、最後まで誠実に生きてきたことが伝わってきました。ほんとうにお疲れ様でした。

前に清盛が歌会で披露したへったくそな歌がここで出てくるとは思わなかったです(笑)。あのしょうもない歌にも意味があったというのは面白いですね。

どの場面というのは思い出せないですが、時子が清盛に向ける不安そうなまなざしが印象に残ってます。大きくなりすぎた男の妻でいるというのは大変なのだろうと思います。

基房さんが失脚したのはなにげに悲しいです(笑)。もう少し清盛をいじめてほしかったですねー。あと兼実がどうなったかも気になります。

頼朝が元気そうでなりよりだと思いました(笑)。大姫も生まれたんですね。時政が源氏の御曹司に賭ける気持ちになってきたことは良い展開ですね。

このドラマの徳子は、主体的に平家のために心を砕いていて権勢への意識があるキャラなんだなと、少しの登場場面ですが感じました。建礼門院徳子は流されキャラのイメージがあるので、こういうのは新鮮です。

祇園女御はあれはやっぱりこの世の人ではないんでしょうね。清盛との会話場面は意味深で神秘的な雰囲気があってよかったと思います。松田聖子と平安時代ものは『千年の恋』のあれの印象が強くてトラウマでしたが、平清盛で完全にそのイメージが払拭されて個人的にはいいことだと思います。

以上でございます。ではまたー。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
大河ドラマ『平清盛』第44回『そこからの眺め』 かとりぶたを側に置き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる