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zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第40回『はかない歌』

<<   作成日時 : 2012/10/21 00:20   >>

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大河ドラマももう40回になりました。もうすぐ終わってしまいますね。終わりが近付くとそれだけで淋しい気持になります。でもまだ2ヶ月ちょっとは残っているので、最後まで堪能するつもりです。そして感想も最後までがんばろうと思います。

今回の中で一番印象に残ったところは、後白河法皇が梁塵秘抄を作る話をしている場面です。
この題名が中国の故事からきているという話をしたあとに、後白河が今様は梁の塵のごときものと自嘲気味につぶやくところで、胸が締め付けられるような思いがしました。大輪田泊と比べて何の役にも立たないと、こんなのを書き集めてどうなるといわんばかりの言葉にせつない気持ちにもなりました。ただのはやり歌で当時だれも大した価値がないものと思っていた今様を、後白河院が書き遺してくれたおかげで1000年の後にも残ったという事実を思うと、そんなことを言わないでよーと妙に悲しくなったからです。
で、そこに追い打ちをかけるように後白河が「それでもわしは今様が好きじゃ」としみじみ言うものだから、ますます心が強くゆすぶられてしまって、明らかに泣く展開じゃないのに、妙に泣けてしょうがなかったです。
実際、好きな今様を残したいと後白河院が思わなかったら今様はほとんど残っていなかっただろうと思うと、ありがたいことだなと思います。これはドラマですけど、そのありがたさが伝わってとても感動しました。

このときの後白河と滋子の雰囲気が仲睦まじくてよかっただけに、滋子が亡くなった後の、後白河の嘆きぶりが見ていて辛かったです。同じ今様を歌っているのに響きがまったく違っていて。後白河の高笑いがあんなに悲しく聞こえたこともなかったです。

滋子役の成海璃子さんにはいろいろ文句も言ってしまいましたが、やはり時間の制約や脚本・演出的なものもあったのだろうと思います。今回は(まあ最後の登場回というのもあるだろうけど)印象的な場面が多くてよかったと思います。今回の成親・西光との会話みたいな場面がもっと前からあったらこれまでの印象も違っていたと思うと、少々もったいない気がします。なにはともあれお疲れさまでした。

後はまた気になったところを簡単にあげていきます。

上西門院さまが久々の登場でなんだか嬉しくなりました。もっとも滋子の死の床に現れてたので素直に喜べる雰囲気ではなかったですけど。

政子ちゃんがふつうに袿着てるよ〜。かわいい〜。すごくかわいい〜。十二単姿の政子を見た瞬間頭の中がこんな感じで、しばらく話がどうでもよくなってしまいました(笑)。でも十二単着ながら走って行って、頼朝に檄を入れに行くところがなんとも政子らしくていいです。

頼朝が自分にはかかわりのないことでと言う場面、なぜか木枯らし紋次郎を連想してしまいました(笑)。しょうもない感想ですいません。

西光の相撲節会のお願いを清盛が断る場面。とりつく島もない言いように、清盛に対して微妙な気分になりました。この辺りといい、成親の反応といい、鹿ケ谷フラグが立ちつつありますね。

前回が後味悪いだけに、清盛が心の中で兎丸に、都の近くに博多を持ってきたぞと言ってもなんだかね、という気持ちです。桃李の反応も、含む思いがあるのでしょうね。

こんな感じに清盛の行動に微妙な気分になるのは、清盛が自分の目指すものしか頭になくて周囲を置き去りにしていることがうまく現れているからでしょう。だから仕方ないけれども、あまり主人公に感情移入できなくなる展開はちょっとつらいものがあります。このあとますます余裕がなくなるだろうしね…。

なにげに徳子がかわいそうになりました。一応先のことはわかっているけど、子が産めぬと今から思いつめているのはやっぱりかわいそうです。

弓の鍛練中の、知盛・重衡と忠清の会話場面。"武"が平家の中で隅に追いやられていくのを悲しむ忠清が気の毒でならないです。こうして武士のたしなみが軽んじられていくところも平家の滅びの音が聴こえるようで嫌ですね。

感想はこんなところです。ではまた。

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