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zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第37回『殿下乗合事件』

<<   作成日時 : 2012/09/24 19:20   >>

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続いて37回の感想です。36回・37回と連続して重盛が気の毒になるような回を続けて見たので36回とごっちゃになって記憶間違いがあるかもしれません。ごめんなさい。

今回の印象は、重盛がなんともかわいそう、時忠の悪っぷりがインパクトありすぎ、でしたね。
この回で取り上げられた殿下乗合事件ですが、ドラマでは史実と平家物語を混ぜ合わせてオリジナルな展開・解釈にした感じだったと思います。驕る平家的な部分を清盛の夢と合わせて肯定的に描きつつ、それに乗れない重盛の悲劇と、清盛の夢の実現で生じる影の部分を時忠が担うこと、が描かれていたと思います。
重盛自身は平家によかれと思って基房への報復に反対していたのに、一門からも清盛からそれを否定されてしまう、しかも反対していたはずの報復を自分がしたことになっているというのが逃げ場がなくて、見ていて辛くなりますね。経子が重盛の苦悩を察してくれたことだけが唯一の救いというのも悲しい話です。真面目で清いがゆえに、既存の秩序への破壊行為にはついていけないんでしょうね。清盛の嫡男に生まれたのが不幸という気がしました。
時忠が「正しすぎるということは間違っている」と言ってましたが、清盛の夢の実現のためには悪しき事も受け入れなければならないのでしょう。ですがその結果、重盛という犠牲者が現れたというのが平家の滅びの元になるのだろう、そういう話なのだろうと思いました。
そして時忠のした基房襲撃や禿配置は、夢の実現のための必要悪だったかもしれないですが、結果的にその悪しき事が驕る平家とみなされて、これもまた滅びの元となっていくのでしょう。夢の代償は大きすぎることが現れた回だったのかなと思いました。
それにしても重盛がしていないことがしたことになるという形の追い詰められ方はほんとに気の毒です。清盛が重盛を棟梁にと決めたのに、その重盛の頭ごしに事を進めて何がしたいのかって感じですが、清盛としては重盛へのフォローのつもりなんでしょう。でも時忠が基房襲撃を実行したのは、重盛をないがしろにするつもりも含んでいたのでしょうね。

あとはまあ簡単に。
藤原秀衡が登場しましたが、京本政樹は無駄に存在感ありますね(褒めてます)。我が家の若いもんは京様ファンなんで喜んでおりました。

維盛・資盛はかわいかったですね。でもあまり武門の道は好きでなさそうなのが、平家の子としてはいいのかしらと思いました。

後白河、物に釣られて清盛の意のままになることが多いですね。しょうがない法皇さまです。

基房が調子に乗っているのと怯えているのと両方が見れて大変面白かったです(笑)。毎回毎回、細川さんの演技は楽しませてもらってます。

最後の場面、やっと頼朝に元気が出たようでほっといたしました。頑張れ、頼朝。

以上で二週分の感想終わりです〜。感想書くのは大変ですが、あと三ヶ月ちょっとがんばります。

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あまのかるも様
おじゃるメイクのせいかも知れませんが、悪い事を思い付いた基房の表情に、叔父さんの悪左府の面影が重なって見えました(笑)。意識した演出なのでしょうか?
他の登場人物同様、このドラマの重盛の描かれ方も独特ですね。
熊野詣の途中、平治の乱勃発の報に、引き返すか否かの議論で、従来の清盛と重盛の主張を入れ替えた段階で、また別の展開に持って行くのだろうとは思いましたが…。(前回?)成親にまで「小者が。」と言わせるとは、何処まで可哀想キャラになって行くのでしょう。乗合事件でも、平家物語では、襲撃した侍を皆勘当し、資盛にも厳しくあたって、伊勢に追い下した事になっていますが…。なんか本当に気の毒です。
武江
2012/10/06 20:59
武江さま

基房と頼長についてはドラマ上の立場が似通っているので、意識しなくても似てくるものなのかもしれないですけど、やはり多少は念頭に置いているかもしれません。このドラマでは対比を好んで作っている傾向がありますから。
独特の描かれ方をされるのは、物語を作る人の習性として、従来の人物像と変えたい、オリジナリティを出したいという欲求があるからなんでしょうね。視聴者としては好みが分かれるところだと思いますけど、個人的には全体的な物語世界に入れ込んで見れるうちはどんなキャラでもありですね。
重盛については、成親にまで小物呼ばわりされたのもかわいそうだなと思いましたし、この先もいいこと少ないだろうな…と思います。
あまのかるも
2012/10/08 09:20

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