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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第18回『恋しくて』

<<   作成日時 : 2012/08/26 13:33   >>

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ついに、ついに、去年の大河ドラマ、最後の感想です。
長かった…。
ここまで続けたのは単なる自己満足です。浅井江が好きであるならば、たとえ気に入らなくても全部視聴しないと中途半端だと思ったからです。
いろいろと大変で途中辛くもありましたが、なんとかやり遂げて、今はほっとしてます。
こんな感じで自己満足だけでなりたっている感想ですが、もしよろしかったらお付き合いください。

今回は、三姉妹の三者三様の恋話でしたが、まあ恋愛ドラマとしてはまとまっていたと思います。展開はベタ過ぎるくらいベタな展開だったけど、それ自体は特に問題があるわけではないでしょう。
しかし問題はこれが戦国時代の話だということですね。残念ながら戦国時代の恋話を描いているようには見えなかったです。あまりにも登場人物が現代人で萎えました。ドラマを見ている間、これ戦国時代なの?と何度思ったかわからないです。

男性を見て一目ぼれしたり、なんとなく気になる男性がいたりしてもそれはかまいません。昔でもそんなことはあったでしょう。しかし好きになってそのまま恋愛→結婚になる時代ではなかったわけですよね。いろいろな障害があるはずです。それを登場人物が念頭に入れてる気配がまったくないのがなんとも違和感です。
また権力者を前にして簡単に嫌ですと言えるのも違和感です。言うならそれなりの覚悟や緊迫感があるはずです。そういう偏った力関係の描写がないのが、どうも不自然に思います。
そういうのがふつうに何度も出てくるのがほんとに萎えます。少しぐらいの違和感なら脳内補正で乗り切れますが、現代的な感覚が大前提になっているとそれも難しいです。
たとえば初の話などは、初、高次ダメ男発言→高次と知らずに一目ぼれ→高次と結婚決まって、えーいやだー嫁ぎたくねー→しぶしぶ嫁入りして実際に祝言で顔を合わせて、きゃー一目ぼれの人じゃん、どーしよー、という展開だっていいんじゃないかと思いますけどねぇ。これだって陳腐すぎるくらい陳腐な展開ですけど、本編よりはまだ戦国時代らしいと思いますが。
ただその中でも、秀勝と江のエピソードは比較的印象深いものでした。しかしこの回に続く数回はずっと、立ち話する場面がちょろちょろと出るばかりで、無駄に話を引っ張っていた印象しか残ってません。その辺りを思うと、昔の定説よりも時期を早めて、次回ぐらいに結婚させたほうがよかったのではないでしょうか。そのほうがこの回のエピソードをドラマの中で生かすことができたのではないかと思いました。

冒頭、秀吉の出自をでっちあげて話を作っていた場面。萩中納言とか持ち出したので、江や初が莫迦にしたような態度を取ってましたけど。浅井家も、現在あまり信憑性がないとされる正親町三条家の末裔を名乗ってましたから、あまり人の事は言えないぞ、と思って見てました。

このドラマにおけるガラシャの存在理由がまったくわからないです。あんたなんで出てくるの?とツッコミたくなるほどです。ガラシャを通じて何を描きたいのかがわかりません。

話自体は比較的まとまっていてドラマらしかったです。特に初の表情がかわいくて、それを見ているのは楽しかったです。しかし何度も言うように戦国時代に見えないのが最大の難点でした。

細かい話はきりがないのでやめておきます。以上です。

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終わった〜! ばんざーーい!! ああ、これでブルーレイレコーダーの江の録画全部消せるよ! すっきりした〜!
…こんなことを思いたくはなかったです。お江さんの物話なのに。しかしながらこのドラマの内容ではしかたがないです。保存しておく理由がありません。

さて最後のまとめ感想です。いちおう以前2回にわけて(関ヶ原後最終回直後)まとめてますが、これが本当の意味での最後です。

以前、歴史に詳しくない人が大河ドラマで浅井江を描くのは難しいという話をして、それは単にマイナーな人物だから、なにかを成し遂げたわけではない受動的な人物だから思ってましたが、最近別の理由を考えるようになりました。
通りいっぺんで語られる、波乱万丈の前半生に穏やかな後半生というような彼女の生涯と、より詳しいけれども偏愛・嫉妬深いという言葉で語られる通説メインの話が、うまくかみ合わず、一人の人間として作りづらいキャラだったのではなかろうかと思うようになりました。前者からある程度自由に浮かぶ様々なイメージと、後者のある意味固定されたイメージを統合することが難しいんじゃないかなと。
でもこういうと、なにも既存のイメージや定説にとらわれず変えればいいだけだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、しかし通説というのは意外に捨てにくいものなのだと思います。それは単に既存の話だからではなく、往々にして後の出来事から逆算して作られた後付けの物語だからと思うようになってきています。後付けの物語は、実際に後で起きた出来事を踏まえて作られているので、後で起きた出来事との矛盾がほとんどありません。それゆえに強い説得力があり、そこからなかなか抜け出せないのではないでしょうか。
そして江の場合、その通説のイメージと、通りいっぺんの説明から浮かぶイメージがうまくくっつかなくて統一したキャラ設定が作れなかったのかも、いきあたりばったりでは描けなかったのだろう…などと思っています。勝手な私の想像ですけどね。

それからこの前も書いたけど、ダイワハウスのCMの上野樹里さんはあんなにかわいい不思議ちゃんなのに、なんで大河ではあんなんなっちゃったのかなあと、テレビで見かけるたびに思います…。今更ですが、上野さん江を演じての大河出演お疲れ様でした。いつかもっと面白い時代劇に出演できるようにと心から願ってやみません。

そして最後に、本編が終わった後もだらだらと続けていた『江』の感想を読んでくださっていた方々に心よりお礼を申し上げたく存じます。もちろん今年の『平清盛』の感想よりも見られている回数は少ないですが、それでも見てくださっている方がいるというのは、続ける上での大きな心の支えになりました。こんな今更感想を見てる人がいるんだ、嬉しい、といつも思っておりました。ほんとうにありがとうございました。

これからも江については、たまに記事にすると思います。このあいだ伝通院に行ってきたので、そのときの話の記事は必ずupします。他にも読んだ本や思うことを、いつになるかはわからないけれど書けたらな、と思ってます。ではまた。

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コメント(2件)

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 お疲れ様です。

 
ルーシー
2012/09/19 22:43
ルーシーさま

ねぎらいありがとうございます。
あまのかるも
2012/09/24 19:21

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