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zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第12回『宿命の再会』

<<   作成日時 : 2012/04/01 14:17   >>

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こんにちは。先週の大河の感想です。次の回が始まる前に終わらせようとあわてて書きました。言葉足らずなところがあったらすいません。

ちょっと話の内容が散漫な印象を受けました。いつも詰め込み気味ですからね。それぞれの話のつながりが薄いとどうしてもそう感じてしまいますね。

とはいえ璋子さまと今回でお別れだったのは悲しいです。ほんとうに天然な方で周囲は振り回されっぱなしでしたが、あの美しさに負けたという感じでした。最後はダンナの鳥羽院とようやく心が結ばれたようで、展開はベタですが、やはりほっとしつつ泣けました。臨終の床の「わがきみ…っ」の一言には心に来るものがありました。鳥羽院が磬を鳴らして悲しむ場面は哀愁ただよっていてますます切なくなりましたね。
ただ得子と璋子の会話の場面、璋子の言葉を得子が聞くところまでは個人的にはギリギリでありですが、璋子の前で得子が言うセリフはなしですね。せめて自分一人になってからの独白のほうが、それでも直截的ですけど、まだましだったと思います。

清盛は相変わらず青臭いことを言って、弟の家盛に責められたりしてましたね。前と比べれば成長・変化したとはいえ、確固たるものがあるとはまだ言えない部分があります。立派なことを言って主張するときに、借り物の言葉で語ってると思うときが時々あるんですよね。義朝の言葉だったり、通憲の言葉だったり、盛国の言葉だったり。清盛自身の言葉は情愛に絡む正論以外は「おもしろう生きたい」ぐらいじゃないかしら。だからこれからどういうふうに自分の言葉を作っていくのだろうと、できるのかなあと不安なような、飛躍的ななにかが見れるのかと楽しみなような気分で観てます。
私は今年の大河は清盛の成長物語(ビルドゥングス・ロマンって奴)だと思って観ているので、今回みたいに三歩進んだはずなのに二歩下がっちゃった的な状態は、想定内なんですが、ツイッター見てると不満な人も多いみたいですね。まああまり成長が遅々として進まないとイライラしますからね。もう少しダイナミックな成長も観たいところです。

借り物の言葉とか成長の遅さとかでちょっと思い出すのは、第五回で清盛と義朝・義清の三者三様の生き方を語る場面ですね。あのとき、後のことを予感させるような内容だと思ったんですよね。
どのあたりかというと、理路整然と自分が欲する強さについて語れる義朝と、面白いという抽象的な言葉しか使えない、他人に具体的に説明できない清盛との対比の部分です。後に武士団をまとめて東国に新たな組織を作る源氏と、貿易等で発展への方向性は示せても、人に支持されるような制度は作れなかった平氏を表しているような気がしました。福原遷都も失敗しましたし。
そのことを思い出すと、平家の繁栄を作り上げるしたたかさや、壮大な夢を語れる広い視野は持てても、他人を説得する理性的な言葉は最後まで出来ないのかもと不安になってきます。もちろん、これは私の勝手な考察であって、大河ドラマはどうなるかはわからないですけどね。
ちなみに、その場面の義清(西行)の言葉も面白かったですね。他の二人には美しさとは無縁のものも、すべて美に結び付けて美をひたすら追求するという生き方は、のちに世俗を離れて独自の芸術世界を作り上げていく西行を表していたと思いました。
そんなわけであの場面は、私にとってはいろいろ深読みできる面白さがありました。

話は元に戻しますが、タイトルの「宿命の再会」、義朝と清盛の再会は義朝がリードした形でしたね。水仙の件が象徴するように、東国の多くの武士たちから支持を得た義朝と比べると、清盛は現時点では精彩を欠いてますしね…。さらに次回はどうなることやらという展開で、不安がいっぱいになってきます。

それから義朝と清盛、それぞれの結婚について。
義朝と由良御前については、ちょっと強引なところがあるように思いました。私はある程度脳内補完していたので、「俺の子を産むか」という言葉は面白いと思いましたが、今時の若い子である私の妹などは「これはないわ〜!」と納得しかねる様子でしたから。
そもそも由良御前が京で為義の邸に出入りする展開がちょっと無理ある感じでしたからね。尾張での出会いでなにかもう一つエピソードを入れて、由良御前がやむを得ず義朝の妻にならないといけないような状況を作ったほうがよかったんじゃないかと思います。
清盛と時子についてはなんの問題もない展開で、素直に面白かったです。『光らない君』の回での出会いから、わりと細かく丁寧に時子の心情を追っていたので、「この光らない君!」となじりながら飛びついちゃうのは、納得いく面白さでした。

あとはあれだ、通憲さんが坊主になって信西になっちゃったねーって思ったり。これから信西さんはどんなことするのかしらと楽しみです。

以上です。とりあえず間に合ってよかった〜。
なお今夜の回の感想は、翌週末は私用につき、下手すると翌々週末になってしまうかもしれません。今夜書けたら書きたいですが、なんともいえません。一応ご報告です。

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