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zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第07回『光らない君』

<<   作成日時 : 2012/02/26 19:30   >>

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こんばんは。もう日曜日だわ。なんとか次が始まる前に感想です。

今回は清盛の求婚譚だったわけですが、いやあ、ほんとうに面白かったです! もう平安時代のラブコメ・ラブロマンスはこうこなくちゃね!みたいな出来でございました。
一番笑わせてもらったのが返歌もらったときの清盛の反応(笑)。歌詠むときに目を向きながら言うのやめて(笑)。少し前に崇徳帝が歌を吟じた場面があっただけに、それと対比するともう…(笑)。そのあとの「さっぱりわからん!」と言うところも含めて爆笑ものでした。
家族も「代作なの?!(笑)」とつっこんで笑ってました。私はまあ佐藤義清さんの代作だろうとふつうに予想してましたけど、恋文送りました→実は義清さん代作でした、というネタ晴らしの流れがベタではありますがツボに入るほど面白かったです。ちなみに恋文代作はふつうにOKで別に失礼ではないですが、清盛みたいなタイプは結局そういうのが嫌だと思うのも、ふつうにありですね。
あの恋文の紙の色が薄い萌黄(黄緑)で、色づき始めた紅葉につけてというのが、武骨な清盛に合わせて爽やかさを狙った義清の演出って感じで興味深かったです。それにふつう恋文は枝に結んで、いわゆる結び文にするのがふつうですけど、そうしてないのも求婚に慣れない清盛が送るからだろうし。義清自身の恋文だったらもう少し艶めかしい色合いで結び文なんでしょうね。
清盛の使っていた紙は大きめで箔も散らした良い紙でしたが、明子の出した返書は小さめのふつうの白い紙で貧乏貴族の娘が出した文らしく、それぞれの立場がわかります。そういうドラマでの演出も見ていて面白かったです。(細かいところではつっこみどころもありますが、ドラマとして面白かったので言うだけ野暮です)
そんな感じで文のやり取りだけでも楽しかったですが、今回登場の二人のヒロイン、どっちも素敵! 時子ちゃんは夢見る乙女でかわいかったし、明子さんは清盛が一目ぼれしてもおかしくない美しさでねぇ。ふつうの小袖姿もいいですが、虫の垂衣姿がもうかわいいってもんじゃないですね。回りに布を垂らした笠をかぶる姿で、要は外出着なんですけど、テレビで実際に美しい女性がそういう格好をしているのを見られて、ほんとうに嬉しいですわ。
それに琵琶を弾く女の人っていいですね。琴とはまた違う趣というか妙に色っぽいというか。特に明子が琵琶を弾く場面は雰囲気ありました。
物語の展開はベタではありましたが、そこがまた良かったですね。求婚譚として見ごたえありました。見ながらにやにやしてました。
最後に清盛が直接求婚しにいって明子が断る場面、要するにご神託ではなく誠がほしいと言う設定は、昔の価値観を踏まえつつ、現代の人にも受け入れやすい選択にしていていいですね。ドラマ内では親が決めた結婚と想い想われての結婚という対比もありますが、明子の中での選択が、そういう前近代と現代という対比を強調するものではなく、神頼みと誠という昔の価値観の中での対比というのが歴史ドラマらしいです。
ただもう少し身分違いというのを強調してもいいかなーと思いましたが。この当時は婿取り婚から嫁取り婚に変わりつつあるころですが、特に婿取りって妻側は婿を養う必要があるから夫を迎えるってけっこう大変なんですよね。ドラマ内でも平家の人々が清盛の妻に良い家柄の娘を望んでましたが、財力のない・後見の弱い娘が自分より身分の高い男と結婚するときは、それなりの覚悟が必要だったんですよね。明子が清盛との結婚をためらうのも無理はないと私は思ったんですが、その辺りの説明が弱いかなあと。ドラマ内の説明でもある程度はわかりますけどね。
それから、このドラマの明子は海に憧れる女性で海に行って船に乗りたいと言うわけですが、この明子と外で立ち聞きをしていた時子のその後を思うと、なんか運命の皮肉を感じました。
しかし清盛は直接の求婚で明子の心をつかみましたが、時子の心も…だったんですね。初めに見たときはわからなかったですが、見直してわかったというか。冒頭で時子が源氏物語の源氏が紫の上を垣間見る場面、伏籠から逃げる雀を恋心の例えにしていたので、立ち聞きの後の時子のつぶやきは、自分にも恋心が芽生えたことを暗示すると解釈してよさそうな気がします。

あとは手短にいきます。
乳母夫の盛康の死がアバンタイトルで終わったのが残念なんですが、時間的にしかたないのかなとも思います。もう少し語られてもいいような気はしましたが。
鳥羽院が忠盛を昇進させず清盛の昇進に譲らせる場面で、家族になんでなのと質問されたのですが、その後に忠実が清盛に嫌味を言う場面になったおかげで答えるのが楽になりました(笑)。藤本さんの脚本って、これに限らず絶妙なタイミングで説明場面を放り込んでくれるので助かります(笑)。
鱸丸からレベルアップした盛国さんはさすがですね。主人よりよく物がわかってらっしゃいます(笑)。
明子さんのお父さんの高階基章は、着ている装束が破れていて、ほんとに貧乏なんだというのがわかりました。平田満さんも気はいいけどしょぼくれた貧乏貴族の雰囲気が出ていて良かったです。
璋子ちゃん相変わらずの天然ぶりとその波紋がおそろしいですね。得子に姫宮が生まれたお祝いを言う場面で、子供の世話が大変と無邪気に語る璋子と、それを聞く堀河局と得子とお付の女房の御影の反応があまりにも違いすぎで、璋子ちゃん最強、というか最凶だと思いました。得子が激怒するのも無理はないですね…。でも激怒して天児(あまがつ)を叩き付けたあと、衣を着せ直したのはどういう意味があるんですかね。
そのあと得子さんが鳥羽院を押し倒しにいく(笑)場面、つっこみ入れる人もいるんでしょうが、ドラマ自体が詰め込み気味であることを思うと、朝廷関係の場面は尺稼ぎとしてインパクトのある場面になりやすいのはしかたないような気もしますね。
崇徳帝と佐藤義清の対面場面はスタパで見ました。矢島健一さんは藤原教長役というのを改めて確認いたしました。ここはほんとに藤木直人さん扮する義清が緊張しまくってたんですよね。見学した場面を実際にドラマで見るのは、単純にドラマを見て感じるのとはまた違う面白さがありますね。
家成と宗子の会話、家成は宗子に気があったのかな、と思わせる感じでしたね。
最後の清盛が明子との結婚を報告する場面、ここも周囲の反応がさまざまで興味深かったです。特にその後の忠盛と宗子との会話がなんとも。清盛の母の舞子と自分のことを思い出している忠盛と、それを察して複雑な思いの宗子と。特に宗子は清盛の継母としての嫁探しの配慮も無駄になっただけに、色々思うこともあるだろうし。終わりが宗子の顔のアップで終わるのが、ナレーションどおりにこの先また波乱があるんだろうと思うと不安になりました。

以上です。ぎりぎりセーフですね。ではまた次回も来週末になりそうです、すんません。

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