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zoom RSS 大河ドラマ『平清盛』第05回『海賊討伐』

<<   作成日時 : 2012/02/11 17:12   >>

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こんばんは。やっとちゃんと観れたので、感想行きます〜。なかなか日曜はじっくり見れないんですよね。

全体的には、私にとっては平氏の家族の想いが特に印象に残る回でした。
アバンタイトルでの赤子(のちの頼盛)をめぐるやりとりで、清盛が赤子を抱くように勧められる場面で、父親にはいいと断れるのに、母親には断れないところを見て、やはり女親に対してより引け目を感じているんだと思うと、見ている私も複雑な気分になります。生さぬ仲といっても清盛は忠盛に対してはけっこう甘えていますよね。愛されている安心感があるというか。積極的に血のつながらない子を育てることを決めた父親と、後から家に入ってきた母親では、同じように愛しているつもりでも違うものを、子の側も感じてしまうのでしょうね。
で、この場面があるから家盛と宗子の会話がまた沁みますね。私、ちょっと泣いちゃいましたよ。思い返しても泣けるわ。でも宗子さんの決意はすごくけなげで優しくて強いんだけど、清盛への愛情が、直接清盛にではなく忠盛への愛情を経由しているのがね。そこが取り除けない隔てを作ってしまうのだろうと思いました。
そしてこの場面や忠盛が出陣を伝える場面のやりとりを踏まえると、忠正と清盛の会話の場面が胸にこたえますね。どうしても血のつながらない甥を愛せない忠正の気持ちを考えるとせつなくなりますね。お兄ちゃん大好きな弟だけに今の状況が受け入れられなくて、本人の言葉通りに口惜しいんでしょう。かといって清盛からすると、叔父の嫌がっていることは自分で変えられるものではないから、叔父の本音を聞かされるほど辛くなるでしょうし。
これだけ重い話になってくると、その後の高階通憲(信西)の存在がとても癒しになります(笑)。ここでの登場も、清盛「俺はここで何をしているんだ…」→通憲「なんでもよーい」またかよって感じですけど(笑)。かわいいわ。でもその後の清盛との会話は、清盛に導きと励ましを与える感じだったのが、清盛の心の助けとなっているようでよかったなと思います。

今回も盛りだくさんで話したいことがいろいろあって困ります。
冒頭の清盛・義朝・佐藤義清(西行)の場面も三者三様の対比が出ていて面白かったし。でも義清さんのキャラが、眉目秀麗、文武に優れているという自分の評判を聞いて「まことのことだ」とさらっと受け入れているのがね。「もっと謙遜しろ」と清盛につっこまれてましたが。意外でもあり、なるほどとも思える面白いキャラ付けだと思いました。
そして璋子と鳥羽院の場面は…。鳥羽さんはなんで自分の傷口に塩塗りこむようなことをしてんのかと。そして白河院と通じていたことにまったく罪悪感を感じてない璋子さんはまじでこわいです。璋子さん、ため息が出るほどお美しいので、余計鬼気迫るものがあります。
今回から得子さんが登場しましたが、鳥羽院と得子との一夜の場面は、まあ女が書きそうな脚本だなと思いつつも面白かったですよ。鳥羽院が、璋子との会話の後でやけっぱちな気分になるところとか、事が終わったあとの得子とのやりとりで同士を見つけた喜びを感じてるところとか、得子さんが璋子さんへの対抗心を密かに抱いて、鳥羽院との会話でその思いを言葉に表すところとか。院政期らしいドロドロ感がでていて見ごたえありますね。
ちょろっと出た為義さんのヘタレっぷりもなにげに印象的でした。息子は出来た息子で志高く意気軒昂としてるのにねぇ。そういいつつも私、為義さん好きですけどね。
そういえば得子の父の藤原長実が少し出てましたが第一回のときよりもしょぼくれていて不憫でした。
またオープニングのクレジットで出ていた藤原教長って、崇徳帝と鳥羽院との会話場面で取り次ぎとして話していた貴族(「院はもっと帝に協力してよ」的なことを言っていた人)のことでしょうね。ウィキペによると崇徳帝に仕えていたそうですし。画面的には崇徳帝・右、鳥羽院・左の構図のときに左下に映っていた公卿だと思います。一瞬顔も映ってましたよね。
他にも「三・四はよそにいる」とか、御所に紛れ込んだ猫ちゃんとか、海賊討伐時に留守居役を命じられた家盛くんとか面白かったり気になったりしたことは多々ありますが、きりがないですね。

あとは、このドラマ、ふつうに王道的な主人公の成長物語なのがいいですね。素直に、清盛がこれからどうなるのかなあと気になります。主人公大活躍の物語もいいんですけど、主人公がこけつまろびつしつつちょっとずつ変わっていく物語も面白いものです。

感想はこんな感じですかね。ではまた〜。

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あまのかるも様
信西は、これまで抱いていたイメージを、根底から覆らせてくれていますね。不覚にも信西ファンになりそうな…。現代的感覚なのかも知れませんが、厳格な政治を行っただけであって、悪人とは言えないし。平治の乱では、涙ナミダになったりして…。それと為義。実際は、徳川家斉並みに、子ども四十二人ぞありにける、とされていますし、八郎為朝のような悪餓鬼の親でもあり、ああでは無いとは思いますが、いい感じです。
前回話題の流鏑馬ですが、高田馬場の流鏑馬をよく観に行きます。サラブレッドは脚が速いので、ドラマでの清盛のような矢の番え損ねは結構あります。あれは、かなり熟練しても大変そうですが、何でも、松ケンは、実際は五枚の的の内三枚を射抜いたそうで…隠し芸大会でも使えそうです。
これも前回位に気付いたのですが、オープニングの最後に子供の声でゴニョゴニョ入ったり、ナウシカの♪ランランララランランラ♪みたいに挿入されたりする歌は、聖子さんが、白河院の前で、空を飛ばずに歌っていた「遊びをせんとや」の今様だったんですね。今では、かなり耳についてしまっていて、ちょっとやばいです。
崇源院様は、本当にそなたは変わらぬの〜、と言うより、何を学んで来たのじゃ、という感じで、出会って来た人々を無視しまくりでしたが、今回は、その辺がしっかりしていて、(今のところ)安心感があります。
武江
2012/02/16 21:31
武江様

こんにちは。
ほんとにこのドラマの信西はいいですよねぇ。真面目さが生み出す滑稽さが役者さんの魅力にぴったりはまって、従来イメージを吹き飛ばすほど、好感度があがってるように思います。だから権力に近づいて歴史の表舞台に立ったときにどういうふうになるのか、その行く末が心配になります。
為義は、私はあまり史実には詳しくないですが、源平の対比のためのキャラ設定という感じはたしかにありますね。子が42人ですか。息子が多いなあとは前から思ってましたが、ほんとに多いですね。
実際に流鏑馬をご覧になったことがあるんですね。うらやましいです。高田馬場の流鏑馬は毎年恒例のようですね。私もいつかは見に行くのを検討してみます。それにしても松ケンは実際に的に当てることができたんですか。すごいですね。
あの今様、初音ミクで作曲したという情報を見ました。面白い試みだと思いました。そして松田聖子が空を飛ばないでほんとによかったとも思ってます(笑)。
去年のお江さんについては影響・変化・成長がほとんど見えなかったですからね。話の前後のつながりもはっきりしてなかったですし。今年は、やっとふつうのドラマになった、と感じています。
あまのかるも
2012/02/19 13:38

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