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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第12回『茶々の反乱』

<<   作成日時 : 2012/01/04 01:24   >>

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ひきつづきこんばんは。
昨年の大河『江』の感想で抜けている部分をぼちぼちと書いていきます。
今更そんなの書かなくてもと思う方も多いとは思いますが、自分が書かないとすっきりしないので書かせていただきます。というわけでまずは第12回から。

やはりこのドラマでの江のキャラ設定にはがっかりさせられます。空気読めず母親のことを口にする、茶々の発言に対して初に先んじて賛同する、秀吉にえらそうな態度をとる等なんだか不愉快なキャラです。そういう欠点のあるキャラとして描かれているというより、そういう行動が欠点であると描いているつもりがなさそうなのが、萎えポイントです。
初も、戦国時代の姫じゃなければ可愛いけどね…って感じの描写です。姫にしてははしたない行動です。ただ、着物を着ないとか食事を食べないとかいう行動にまるで共感もてないので、そうしない初に好感は持てます。

そういうわけで茶々のしたことはまったく共感できません。もらった着物を着ない。出された食事を食べない。そんなのありえないと思いました。
敗者の一族に衣装や食事を与えるというのは、当たり前のことではなくて、ある意味ありがたいことだろうと思います。このドラマでは衣装も食事もかなりいいものなので、かなりな好待遇です。
そういう好待遇をないがしろにするような態度。そんなことをしたら「ちょうどいい、食い扶持が減ってよかった」と食事を出されなくなる扱いを受けてもしかたのない状況なのではと思うのですが。
実際のこの当時の浅井三姉妹に対する扱いは、私にはわかりません。ですが無条件で好待遇を得られる立場とはいえないような気がするのですが。そう思ったので私はこのドラマに入り込めず、おもいきり白けておりました。
なんというか、このエピソード、生産者と消費者が切り離されている現代人じゃないと書けないお話だと思います。食べ物がなければコンビニで買えばいいじゃない的な発想がどこかに隠れているような感じです。生きることへの切実さを感じないともいえます。食べ物も着物も色々な人の手を経て、自分達のところに来るというのが今よりももっと実感できる戦国の人たちは、衣装と食事を無条件で与えられるありがたみをわかっていると思うのですがね。
千宗易とのやりとり、もっとちがうエピソードでこの場面に至れば、いい場面になったと思いますけど、こんなエピソードじゃ白けるばかりですね。

一番嫌なのは茶々のしたことですけど、他にも嫌なエピソードや演出は多いです。
たとえば江と信長をオーバーラップさせる設定。見るたびに背中がむずむずするような設定です。
三成が食べ物のにおいで三姉妹を釣る作戦を実行するところ。これ大河ドラマなんですか…。
秀吉が安土に居っぱなしだったという話。秀吉は仕事もせずになにやってるの、ありえない。
水軍が必要という話が安直すぎるところ。後で佐治家の話をするのが丸見えで萎えます。
於義丸(秀康)も元服前後から大人の役者が演じていたところ。役者に無理をさせていたのはここでもだったんですね…。
それからこのドラマではこの段階で既に秀忠は長丸ではなく竹千代を名乗っていたのですね。秀忠が竹千代と名乗った説は、跡継ぎとしての名乗り、つまり於義丸が豊臣に養子へ行った後、長丸が跡継ぎというのが家中で既定路線になってからだと私は思ってましたが、このドラマの設定は違うようです。ドラマではこの時点では於義丸が跡取りと言ってますから。
佐治家を取り込むのに、おねの発言で初めて婚姻戦略を思いつくところ。ふつう当たり前に思いつくでしょうよ。
嫁入り話を持ち出す場面。茶々でも初でもなかったら江に決まってるのに、もったいぶった展開&演出がわざとらしくてうっとおしいです。

と、ツッコミどころだらけです。すごい破壊力のある回だったんですね。この回。
リアルタイムの視聴だったら我慢して抑え目な感想にしてたでしょうが、ドラマが全部終了したからはっきり書いてしまいます。後出しじゃんけんのような感想になってしまいましたが、遡って見たから気づくこともあると思います。そういう感想だと思って読んでくださるとありがたいです。

こんなとこですかね。続きはまたそのうち。

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内 容 ニックネーム/日時
私は、茶々のハンストには、父母の敵となった秀吉の庇護下に入るということに対する葛藤があったのだろうなあと受け入れていました。それだけ父母への慕情が深く、動揺し、また考え込んでしまっていたのではないかと…。勝者の面倒になるくらいなら潔く死にたいという感じだったのかしら…と思い、あまり気になりませんでした。立場上、必要以上に茶々の肩を持ってしまっていたのかもしれません…
「妹たちを守る」といった矢先に、妹たちを巻き込んでしまうハンストをするという矛盾を起こしてしまったわけですが、茶々自身がそれに気が付き、矛盾に対して困惑する描写があったので個人的にはあまり気になりませんでした。

当初から、江と信長を何度もオーバーラップさせるところは、本当にお腹いっぱいでした。
信長に似ていなくても、茶々も江もとても魅力的な人なのに!
そんなに何度もごり押ししなくても分かるって!と思ってしまったりして。

久しぶりに、こちらの記事や自分の感想記事を読んでもう一度見たくなりました。
見直して、また感想をまとめてみたいです。
ありがとうございます。
紀伊
URL
2012/01/04 03:53
紀伊さま

こんばんは。コメントありがとうございました。

今回の私の感想は、全部終わった後に遡って見ているからだと思います。完全にドラマの脚本から心が離れてしまったせいだろうと。途中で観ていたら脳内補完をして、今よりも紀伊さんの感想に近くなっていたかもしれません。あるいは茶々の困惑や葛藤をドラマでもっと強調していたら、後から観ても個人的な許容範囲内だったかもしれないです。紀伊さんの解釈がありえないとは思わないけれど、今の自分はそういう解釈を受け入れる気になれないという感じです。自分はもう『江』を大らかな気持ちで見ることができなくなってしまってますね。
江と信長を似ている設定にする必要もなかったですね。しかもその設定がドラマの中で効いているとも思えなかったです。具体的な共通点がドラマの中で描かれていたわけではないので、ああいうかぶせる演出もそらぞらしかっただけだったような気がします。

もう口を開けば悪口大会みたいになってしまって申し訳ないなあと思ってます。あと残り6回分、もう少しまっさらな気持ちで観るよう心がけるつもりです。
あまのかるも
2012/01/06 00:46

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