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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第45回『息子よ』

<<   作成日時 : 2011/11/27 00:53   >>

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こんばんは。やっと感想を書く気になりました。
忘れかかっていたので再度早送りで見直ししました。最近のレコーダーは音がわかる程度に早送りとかもできるんですね。

冒頭、竹千代に化粧の件について問いただす秀忠と江の場面。竹千代が戦をした父上が悪いみたい本音を言うあたりは、よくある、仲の良くない親子の和解への一歩みたいな展開でそれ自体はいいと思いますが…。
この場面から次の竹千代と福の二人だけになる場面を含めて、福のキャラがいままでところっと変わっているのがとても変。以前の、江と竹千代を会わせまいとしたり豊臣が憎いと言ったりするキャラとの整合性がまったくないです。後に出てくる場面が心情変化のきっかけであるつもりなのだろうと思いますが、それにしてもそういう気持ちになるに至るまでの描写がなさ過ぎじゃないかと。唐突過ぎて呆然って感じですね。
初が次の場面で「どうも腑に落ちぬ」とかなんとか言いますが、私もそんな気分です。

江と初、秀忠の会話場面で思ったのは、やっぱりこの脚本家は浅井江という人について興味もないし好きでもないってことでした。いわゆる俗説で語られる江という人物像以上のことについてなんにも考えてないって感じ。まあいいけどね。

正月の場面。千姫に対する江の発言。いろいろ大変な経験をした母親が、娘にはデリカシーのない言葉を言うものだと思ってるのかしら。こういうところが、お江さんのことをありふれた駄目な女と思い込んでいる感じがしてねぇ。ほんとにつまらないキャラ設定だと思います。
そういえばツイッターで知りましたが忽那さん、家政婦のミタでもヘタレな父親に反抗的な長女を演じているらしいですね。ちょっと役柄似てますね。もっとも家政婦のミタのほうが演じがいがあるんじゃないかと思いますが。

駿府の場面。本多正信が鷹匠あがりだっていうネタを今更ここで使うのかと。この唐突さが「私はこういうことも知ってます」とアピールしているだけに見えて萎えます。使うならもっと早い段階でさりげなく使ってください。

まあでも大坂の陣以降は家康は完全に隠居で秀忠に政務をゆだねたっていう展開は嫌いではないです。

家康倒れるの知らせに秀忠が見舞いをためらうとき、江が行くようにせっつく場面、なんだかここだけ江が賢く見える…。だから場面ごとにキャラが変わるのなんとかしてくれないだろうか。
そして秀忠が駿府へ行って一月知らせがないと、駿府へ行ってしまうお江さん…。その行動力を竹千代に合わせまいとする福とのバトルのときに使っておれば…。だから場面ごとにキャラが変わるのなんとかしてほしい…。

江と家康の会話。徳川家に嫁に来て辛かったというところ。だからー娘を嫁にやるのはあたりまえでしょー。もうお江さんに何を言わせる! わけわからねー。

家康と秀忠の和解の会話。まあ、ここで家康と秀忠、秀忠&江と竹千代の和解話を重ねるためにここまで家康と秀忠の揉め事を引っ張るのはいいんだけど、もめてるのが秀忠の中二病ゆえというのはなんだかねぇ。だからもっと早くに解決しとけよとしか思えません。せっかく北大路さんががんばっていたのにこういうことをいうのはなんですが。もう少し大人らしい揉め方にしてほしかったですね。

しかし家康の死ぬ死ぬ詐欺はなんとかしてほしい。一話に三回も容態が悪くなるシーンって展開が下手くそ過ぎます。挙句の果てに庭で死ぬし。そういう展開ト書きで指定していたのかどうかわかりませんが、もし脚本家がそういう場面にしたのだとしたら、ほんとにあほだと思います。あるいは演出段階で改変かもしれませんが。それとも北大路さんの提案だったらどうしましょう。なんにせよ、この場面をすごくいいシーンが出来たとか思ってたら、それは違うといいたいです。死ぬ死ぬ詐欺のせいで感動うすくなったように見えますから。

秀忠と竹千代の会話・江もそばにいる場面。ここの竹千代のセリフ自体は良いと思います。「世継ぎは国松に」とか「戦がなくなるのはよきことにございます」とか、今まで福に遠慮してなのかはわからないけど、あらわにしなかった気持ちをはっきり述べる展開はいいと思いますが。でもなんだか釈然としません。
それはやっぱり福のキャラが変わったせいのように思えます。以前の怖い乳母っぷりはどこへ行ったのでしょう。結局江がみんな悪かったわけ? 最初から江が不条理な母親という展開なら、(江ファンの私は腹立つけど、)物語としては筋道通ってます。でも福が、江を竹千代に会わせまいとする展開があったのに、ここでいきなり福がものわかりの良い人になってなんだか変化についていけません。
そして、竹千代が化粧をした理由っていうのが、母親恋しさのせいっていうのが…なんか…ありえないと思って…絶句してしまいました…。しかも自分の化粧した顔を見て「母上に似てる」とかさあ。お耽美ものの物語ならわかるけど、大河でそんな設定使うなって。まさか自分が息子からそう思われたい願望を投影してないだろうな脚本家、と勘ぐりたくなる展開です…。まあここまで母恋いの思いをあらわにされたら、福もどん引きして改心するかもしれません。かもしれませんけど、視聴者である私もどん引きしたんですが、この展開。江と竹千代が抱き合って泣くところは、都合の悪いところを脳内消去すれば感動できなくもないですが、私は脳内消去できませんでした。
たしかに竹千代役の子はうまいですよね。上野さんもよかったと思うし。しかし…この展開はないわー。

以上です。竹千代が化粧をした理由に衝撃を受けて、感想を書く意欲が激減しました…。しかしどうにか復活できました。あと一回ですね。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
先週までは病的な雰囲気を漂わせていた福が、普通の人になったのは違和感ありました。サイボーグかロボットのような人が、徐々に人間らしくなったのを描いたつもりなのか、脚本家のなかでは辻褄があっているのでしょうね。
お正月の場面では、なぜそのタイミングで千に秀忠への酌をすすめる?と違和感ありました。本当に和解させたいなら前もって話し合うべきですし、千の態度は将軍である秀忠の面子も潰しかねないと思います。千は江達の少女時代の
態度を彷彿とさせるので好きになれません。自分が一番の被害者、悲劇のヒロインと思い上がっているような…嫁ぎ先で何の働きもしてなかった自分の事は棚に上げてしまってます。忽那さんの民放のドラマもみているので食傷ぎみです。


さい
2011/11/27 10:55
さいさま

こんにちは。
おそらく脚本家の中では福の変化もちゃんと描いたつもりなんでしょう。でも私はぜんぜん足りないと思います。
ほんとうに和解させる気があるなら、あのタイミングでああいうことを言うとは思えないですね。あの場面でなにを伝えたかったかわかりません。こういうずれた感覚が見ていて嫌になります。
千のような経験をした場合、自分だけ生き残ったという罪悪感とか悔いのようなものがあるはずだと思うのですが、そういう心情を表す描写がこのドラマにはないんですよね。このドラマの千だと自己中な悲劇のヒロインぶりっ子と思われてもしかたないと思います。
あまのかるも
2011/11/27 17:31
初めまして。
ときどき読ませて頂いています。
失礼ですが、だんだんと言葉が、言いようが、激しくなっておられませんか(笑)
しかし、今年の大河はトコトンあきれさせてくれましたね。 ガッカリです。
わたしは「花の生涯」から見てますが、時代と共に変わるとは言え、ここまで来たのか。
これが正しいなら、自分は完全にこの世から取り残された存在だな、と思うしかありません。
個人的にジュリ・ウエノのファンでしたので悔しいったらありません。
朝ドラで、チキンラーメンを作る手伝いをしていたお嬢さんですよね。

この脚本屋さん、鹿児島のお姫様の話では、これほど落胆しなかったのですが、
今回はどうしたことでしょう。

最終回は録画して、いつか見るのですが、辛い一年でした(笑)

こちらでの指摘を拝見して、大きく心が安らいでいたこと、御礼申し上げます。
iwamoto
URL
2011/11/27 19:42
iwamotoさま

こちらこそ初めまして。つたない感想を読んでくださいましてありがとうございます。
言いようが激しくなってる…これでも抑えめにしております(笑)。実際、回を追うごとに寛容さはなくなってました。ほんとうに今年の大河はがっかりの一言です。
「花の生涯」からですか。第一作目からなんてすごいですね。それでしたら今年の大河の体たらくは嘆かわしいことでしょう。でもさすがにあれを正しいという人はほとんどいないと思います。
上野さんはお気の毒としかいえないです。せっかくの大河出演なのにもったいないですね。
私は「篤姫」は観ていないのですが、「篤姫」が良かったのは原作つきだったからではないかと推測してます。
私も、大河視聴者としても江ファンとしてもかなり辛い一年でありました(笑)。私の感想で少しでも不満解消になっていたのであれば、なによりです。
あまのかるも
2011/12/03 00:49

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