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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第43回『淀散る』

<<   作成日時 : 2011/11/09 12:14   >>

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こんにちは。今回もすごく感想書きにくいです。なんというかどの場面もすごく消化不良というか、微妙というか、ともかくピンとこなかったです。脚本が駄目だと思い込んでいる状態で観ているせいなんでしょうか。クライマックスであるはずなのに、自分の中でまったく盛り上がりませんでした。そんなもやもやを抱えつつ感想を書いてみます。

まずは江の描写の感想から。となるとまっさきに言いたいことはこれです。
なんで写経させるの?
たしか関ヶ原のときもそうでしたし、なぜ江に写経させたがるのでしょうね、この脚本家は。写経させると強く何かを念じていることが伝わると思ってるんですかね。
でも写経の場面を見ても江の思いなんてまったく伝わってきません。写経=願掛け・祈りを伝えたいんでしょうけど、印象的なエピソードやセリフが他にないから江が何を思っているのかわからないんですよね。ただ写経しているだけ。心理描写に独りよがりな方法を使っても心に響いてきません。
毎回言っていて飽きますが、描写の浅さから考えると、この時期の江の思いについてたいして想像をめぐらしていないんでしょうね。ドラマにも歴史にも素人な私でさえ、しょぼい描写と思うのですから。
たしかに江の史料は少ないですが探せばあります。たくさん出た便乗本の中からでも見つけることは出来るんです。そこから江の思いを想像をたくましくして描いていけばいいはずです。仮になくても、それこそ想像力で補えばいいじゃないですか。むしろそこがお話の作り手の腕の見せ所でしょうに。でもそういうことをしているようには見えない脚本です。
江の出番が少ないのはかまわないです。むしろそのほうがましです。どうせろくな描写にならないのですから。

あとは思いついたことを順不同に。

江が主人公で大坂の陣を扱うなら、三姉妹が互いを思う描写をたくさん観たいところですが、少ないですね。俗説・通説ではその辺りの話は少なく、この脚本家は既存の話に手を加えることしかしない人なので、少ないだろうなと思っていたら案の定でした。

秀忠が秀頼と茶々のいる蔵に鉄砲を撃つように命じる場面。なぜ心変わりしたのか、まったく理解できません。心変わりするきっかけや理由が説得力あるエピソードで説明できてないように感じました。ドラマの感じだと家康に怒られたからとか突然めんどうになったからとしか思えないです。

大坂の陣についての知識は大してないので、史実と違うとかは言えません。ですが一つだけ。戦闘中なんですから、秀忠は持ち場を離れてはいけないと思います。大坂方は秀忠の陣のところにも攻め寄せてきたはずです。歴史知識がなくてもリアリティを感じないです。

真田幸村の死に方が通説と違うらしいですね。幸村についてはとりあえず出しましたって感じしかないですが、見せ場もそれなりにあったのでましだったのでしょうか。

茶々の言ってることが説得力ないです。宮沢さんの演技で一瞬騙されますが、でもやっぱり説得力ありません。誇りじゃなくて意地だった、というセリフも、意地をはるようになった理由・きっかけが今までにキャラ設定のぶれがない状態で描写できてないので、そらぞらしいというか、今更なにを言うとしか思えなかったです。秀頼の出陣を止める理由も、突然母親のわがままが発動された以上のものは見えてこなかったです。俗説・通説をそのまま借りてきた設定って感じで、行動の背景を描いてないからでしょう。微妙に冷めた目になってしまいました。

そもそもなぜまた戦を始めるのか説得力のある理由が描けてなく、視聴者の予備知識まかせになってました。とても感情移入しづらかったです。

蔵に撃ち込まれる鉄砲の威力がありすぎやしませんか? 蔵の真ん中にいるのにたくさんの人が撃たれて死ぬのでびっくりです。大野治長も撃たれるし…。それまでの人間模様に説得力があればささいなネタで済みましたが、そうじゃなかったのでつっこまずにはいられない気分です。

茶々と秀頼の最期の場面、ツイッターでは茶々の自害の仕方でツッコミがありましたが、私は女性の自害方法は詳しくないのでコメントはしません。でも宮沢さんの演技にはじんと来ました。このドラマの茶々が宮沢りえさんでよかったなあとあらためて思いました。
宮沢さん、長い間お疲れ様でした。特にドラマの後半は、宮沢さんがいなかったら私も視聴を挫折していたかも。変なセリフにもリアリティと説得力を持たせてしまうので、彼女の演技でなんど騙されたかわからないです。
太賀さん・伊佐山さん・武田さんもお疲れ様でした。これも毎度言っていますが、次回出演する大河がちゃんとした脚本でありますように。

初をもう少しちゃんと描いてほしかったですね。描き方がいちおう出すところは出しましたよって感じで…。こういうところも脚本家のやる気のなさを感じてしまいます。水川さんはがんばっていたと思いますが、なにせエピソードの印象が薄くて。
そして千の印象も薄かったです。秀頼との別れの場面はよかったけれど、それは太賀さんのおかげだと思うし。もう少しいろいろ描けたと思うのですけどね。

来週は予告を見ただけで見る気が減退しました…。基本は典型的な「江vs福の争い」なんでしょうけど、あの脚本家の手が加わるとなるとどういう展開になるんでしょうか。怖くてたまらんです。がんばって観ますけど。もう、ネタだと思って観るしかないんでしょうねぇ。

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