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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第37回『千姫の婚礼』

<<   作成日時 : 2011/10/02 12:53   >>

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うまくまとめられませんが感想です。

うーん、個々の場面の脚本家のねらいはわかるけど、前提となる脚本家の発想と自分の感覚が違うせいで、すんなり感動できません。いつものことなんですけどね。

出だしを珠姫の婚礼が既に終わっているところからはじめたのが、すっきりしません。珠姫との実際のからみを短くてもちゃんと入れたほうが、後の千姫の場面でも説得力が増したと思うのですけどね。尺がないのかもしれませんが、シンプルに娘達を可愛がる江の場面を見たかったですね。

千姫が遊んでいる場面、さすがに愛菜ちゃんの千姫はかわいいと思いました。しかし勝姫の年が大きすぎるような気がしました。

秀頼と家康の対面の場面、私は政治情勢について詳しくないですが、安易に単純化しているような印象を受けました。この脚本家にしては頑張っているほうだと思いますが、もう少し複雑な状況として見せてほしかったです。

片桐且元出てきましたね。なんとなく家康に日和っているような感じのセリフがありました。相変わらず先を見越した設定でげんなりです。結果的に大坂の陣の前に豊臣家から離れるけど、片桐且元だって豊臣家に誠意をもって仕えていたんじゃないですかね。その辺り詳しいわけではないから断言できませんが。
それにしても、三田村邦彦さんイメージ合わないとか言ってすいません。もう少し軽い感じになるかと予想してましたがそんなことなかったですね。だからこそ変な設定は要らなかったと思います。

武田さんの大野治長、声にはりがあって気持ちいいですね。やっぱり治長は早く出しておけばよかったのにと思います。乳母子がドラマの後半に登場って違和感ありますから。でも脚本家の発想だと、三成とかぶっちゃって同時に出すのは無理だったんだろうなあと思います。

江戸城内でのやりとり全般を見た印象について。
大姥局はまともなことを言っているようにしか聞こえないけれど、脚本家的にはアナクロなことを言わせているつもりなんでしょう。そう思うともやもやします。
草刈さんが演じている秀忠付きの家臣が、落ち着いて思慮深くいい家臣だと思うのですが、一体誰なんだろうと不思議な気分になります。本多正信でしたっけね。平均的な「立派な家老キャラ」以上のものがないですね。

江が千姫の婚礼に付いていったことについては、超簡易感想で書いたとおりです。あれは史実なんです。脚本家の嘘ではないので、江がうざいとか言わないでください…。

江と千姫の場面について。千姫に古めかしいことを言わせてけなげさを煽ろうとしているんだろうけど、そういうのが現代的発想で違和感があります。千姫の言葉のほうが、この当時の感覚らしいので、そういう感覚のない江のほうが子供っぽく見えます。
脚本家の発想を無視して脳内補正すれば、ほろっとくる場面ではあったのですが、見ていてストレスがたまる場面でした。素直に母娘の別れを惜しむ場面だったらよかったのですが。
やっぱり江が千姫の婚礼を喜ばずに嘆くばかりなのは、どうしても納得がいきません。この結婚で両家の結びつきが強くなってほしいと願う心が描写されないのはおかしいと思います。花嫁のことを「政の道具」と表現して可哀想だというのが、妙に違和感あって気持ち悪いです。
脚本家のご意見なんかどうでもいいんだよ、それをお江さんに言わせるなと、文句をいいたくなります。

三姉妹の再会場面は、見ていて気持ちのよい場面でした。乳母達が喜んでいるのもほのぼのしましたし。だから三姉妹がそろったのはこれで最後というナレーションを聞いたときは悲しくなりましたね。

江とさだの対面の場面について。母と娘が対面できたこと自体は良かったなと思えましたが、そのときの描写は微妙でした。このドラマの江ならこんな感情を出すだろうという私の予想が外れたって感じです。もっと嬉しそうにしてもいいんじゃないかしら。脚本が悪いのか、演出が悪いのか、演技が悪いのかわかりませんが。江の上洛理由に完子のこともあるという描写がないので、そもそもの脚本が悪いんじゃないかと思ってますが、どうなんでしょうね。

江が産気づく場面で、初がうろたえるのがちょっと可愛いと思いました。

江が生まれたばかりの姫を姉の初に渡すと決めた理由について。脚本家の発想的には上手くまとめたと思っているのでしょうが、その発想に賛同できない私は、「ふーん、あっそう」としか思えないです。
でも初が嬉しそうにしているところは見ているこちらも良かったなと思えてきます。初姫の未来についてはここでは考えないことにします。

感想は以上です。全体的に見ていて違和感がずっと張り付いている感じで、不快な気分でした。ほんとうにもやもやします。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。秋草です。
題名からして「もしや珠姫の輿入れはスルーなのか」と不安でしたが、それが的中してナレーションであっさり済まされてしまいました。

千と秀忠の羽子板のシーンはほほえましかったです。
江が千と秀頼との婚儀に嘆くのは確かにおかしいですね。おかしいと言ったら、江が臨床の秀吉に「千まで奪おうとしている」と言っているあたりからもうおかしいのですが。千の方が大人びているように見えたのには同感です。
江が身重であるにも関わらず、千に同行したことがフィクションとして捉えられているとは思ってもいませんでした。すこし悲しいです。
家康が茶々のことを「淀殿」と呼んでいたことに驚きました。
初がお菓子を食べるシーンを久しぶりに見れたのでうれしかったです。
江が初姫(区別のために江の四女には姫を付けます)を初に託すことを告げた時初が「そなた本気か」と驚いてましたが、私は初が本気でなかったことに驚きました。(笑)でも江が初姫を託した理由が微妙でした。それを言ったら和子はどうなるの、と思ってしまいました。
秋草
2011/10/02 23:33
こんにちは

私もモヤモヤが残ったままでした。珠との別れがあまりに
あっさりな時点で「あ、今回はダメだわ」と思ってしまい
そのまま40分ほど過ぎ去ってゆきました。
言い方はよくありませんが、母と幼い娘の別れなんて
格好の話のネタですよね。それすらうまく物語に活用することが
できないというのは、あきれ果ててモノも言えません。

千の嫁入りに関しても「母と娘としての触れ合い」が
この37回までにほとんどなかったので、別れを惜しまれても
いくら劇中で涙をたくさん流していても何も感じず…。

逆に完子との再会は江との触れ合い、母としての場面が
一応あったので千や珠のあたりよりは胸にくるのもは
ありました。あくまで少しは・・・ですが。
むしろ綺麗に成長した完子に秀勝の面影を感じてしまい
今回の一番よかったところは完子のキャスティングだと思いました(笑)
AKIRA秀勝と上野お江の娘だな、と納得しました。

初がもらわれてゆく過程はその後の小さな初の運命を知ると
複雑な心境にしかなりませんでした。
水川さん演じる初が”わが子”をだっこする表情はよかったです。

今回は珍しく史実がたくさん採用されていたのに
それをいかすことができず、あげく「江がうざい」だの
「脚本家の嘘」「江最悪」なんていわれるなんて辛いです(涙)
もちろん史実を知らずに悪口だけをいう人もどうかと思いますが
先日申し上げたとおり、これはオオカミ少年と同じ原理だから
そうなってしまうのも仕方がないことなんでしょうね…。
KAKA
2011/10/03 10:19
秋草さま
こんばんは。
珠姫の輿入れ、やっぱり時間がなかったんですかね。珠姫登場が夢の中だけでとても残念です。
千姫関連の場面は楽しめた部分もあるとはいえ、全体的にはしっくりこない展開でした。このドラマではいつものことなんですけど。ご指摘の秀吉に対する江のセリフも、おっしゃるとおり変ですよね。
江が千に同行した件は、今までの脚本を思うと疑われてもしかたないと思ってます。でも史実なのに嘘と思われてネガティブな反応をされてしまうと、やはりがっくりきますね。
茶々への「淀殿」呼びの件は、わかりやすくなんでしょうけど、本来はおかしいですよね。茶々はとっくに淀城を出ているのだから。
初がお菓子を食べる等、昔の三姉妹を思い出させてくれた場面はなつかしい気持ちになりました。
秋草さんが初のセリフに感じた驚き、脚本家が全体の流れより場面ごとの面白さを優先している証拠だなと思いました。おそらくこの場面の前までは脚本家の意図として初は本気だったのに、ここでは本気にしていない返しのほうが面白いからそうしたんだと思います。
江が初姫を託した理由、和子こそ最大の政の道具なのにと、私もそのときは思ったんですよね。秋草さんのコメント見るまで忘れてました。書くべきつっこみどころが多すぎて覚えきれません(笑)。
あまのかるも
2011/10/09 01:34
KAKAさま
こんばんは。
珠との別れは時間が短くても印象に残る描き方はあったでしょう。KAKAさんがおっしゃるとおり格好の話のネタなんですから。なのにそうしようとしなかった時点で話作りを間違ってると思いました。
千と江の場面に限りませんが、一つのネタを、メインで取り上げる一話分のみですまそうとする傾向がありますね。この回についても、千姫が生まれてから何話もあるのだからいくらでも母娘の場面を作れたのに、直接取り上げる回にならないとそういう場面を作らない。だからとってつけたようになるんでしょう。せっかくの"大河"ドラマなのに話がぶつ切りでもったいないです。
完子は前回登場の貯金があってよかったというところでしょうか。たしかに少し完子役の子はAKIRA秀勝と似てますね。あざとく芦田愛菜ちゃんを二度使うだけじゃなく、真面目なキャスティングもやればできるってことですね。
姉の初が娘の初を抱いてとても喜んでいるのを見ると後のことを思うとせつないですね。
物語が信用されていないからしかたないと私も思ってますが、やはり反応を見ているとやるせない気持ちになります。史実の江の思いを推測するとやはり誤解されるのは嫌ですね。
あまのかるも
2011/10/09 01:36

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