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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第29回『最悪の夫』

<<   作成日時 : 2011/08/08 00:34   >>

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感想は一週間遅れになってしまいましたが、ドラマは土曜日にやっとちゃんと見ました。
見たあとの感想なんですがねぇ。うーん。

実際は、江が徳川に嫁ぐと決まった時点で、豊臣秀勝との間に儲けた完子は豊臣家に置いていくのは決定事項だと思うんですよね。実の父こそ存命ではないとはいえ、豊臣家の大事な姫ですから、徳川に連れて行くことはまずないのではないでしょうか。(史実としてこの発想が正しいかは確証ありませんが、たぶん)
私の中ではそれが前提なので、ドラマは、しょうもないやりとりで時間を費やしている印象しかありません。江が、嫁ぎたくないとか、さだを連れて行きたいとか口に出して主張すること自体が私からするとありえんので、感情移入はかなり難しかったです。

それほど感情移入は難しかったけれど、最後に茶々が江を説得しに来た場面は感動できました。江が、姉上がさだを守ってくれるか(セリフうろ覚えすいません)と訊ねたときの、茶々が「ああ」と答えたところが万感こもっていて、不覚にも涙出てしまいました。
宮沢りえさん、大好きだー! もう素敵すぎます。

今回の脚本も、江のセリフに脚本家の主張があふれていて、もうねぇ。江が脚本家の代弁者状態になると、どうしようもないですね。脚本に足引っ張られていて上野さんが気の毒になりますが、あれを覆すほどの技量はないですね。まだ若いし。主張薄めの、娘をふつうにかわいいと見やる場面の笑顔や、セリフを言わない状態のきりっとした表情はいいんですけどね。

かざぐるまの演出はよかったと思います。使い方がベタって言ったらベタですが、母娘のふれあいと別れを表すための小道具として印象に残ったので。

秀忠は、戦国の世にしては不自然にヘタレで、ただの世間知らずの莫迦としか思えません。向井さん自身の魅力がなかったらツンデレキャラにもならないって感じですね。あとは家康が腰低すぎて、いいのかこれで、と思いました。

最後の初夜の場面も、個人的にはなんだかな、でした。
江が達観らしいことを言ってますが、直前までごねていたのに説得力なかったですね。とってつけたようなのは、要するに、この脚本家には水のような女を主人公にした話が書けないからだと思います。そういう達観した女性をきちんと描写できてないのに、形としてはそれっぽく見せたいためのセリフになってしまっていると思います。
またあの展開だとふつうは、初夜は愛のないセックスになると思うんですけどね。なにもないっていうのが、少女漫画的な女のドリーム入ってますね。ただ秀忠には夜伽の女をなにもしないで返したエピソードがあるから、100%ありえない設定とはいえないけれど、そこにいたるまでの会話がね、女のドリーム満載って感じ。

こんなところですかね。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは

このお話、話の筋がブレまくりで無茶苦茶と
分かっていたのに泣いてしまいました。
母上〜とあちらこちらをさがしてまわるところや
「おば上は母上ではありません」といわれた後の
完を抱き寄せる淀の表情!
私の脳みそはこんなにも単純だったのかと
悔しくなってしまいました。

少女漫画的ドリーム、おっしゃるとおりだと思います。
実際「デザート」という雑誌で江は連載中ですが
「今年の大河は少女漫画の実写版なんだなあ」と
読むたびに思います。(そこそこ面白いです)
なので初夜の描写もアレでいいかもと思えるように…。
ただそれをNHKでする?って言われたら
何もいえませんが(笑)
KAKA
2011/08/08 12:02
あまのかるも様
残暑お見舞い申上げます。バテバテです(笑)。
最後に書いてあるエピソード、「家康がはしごをかけても云々」は、「常山紀談」の湯浅常山が書いた物ですよね。御実紀編纂とほぼ同時期の物で、秀忠の生真面目さを表す為の、常山らしい作り話ですが、夜伽に遣わすにあたって、江戸(秀忠は駿河滞在)の御台所(江)の許可を得ていた、というのは、面白いです。嫉妬深いという話はどこに行ったんだろう…。
武江
2011/08/09 22:55
あまのかるも様
ちと気になって、御実紀で確認したところ、阿茶の局は、江の許可を取ったわけでは無かったようです。事前に秀忠に伝えたものを、誤認していました。
しかし、それはそれで問題なような…。

武江
2011/08/10 01:42
KAKA様
こんにちは。
感動するときは理屈じゃないんですよね。表情とかしぐさとか雰囲気とか、短時間に場面を見た印象で心が動かされるような気がします。特にこのドラマに関しては、脚本の粗を想像力で補った結果の感動だろうなって思います。

漫画版はまだ読んでなかったです。そのうち読んでみたいと思ってますが、いろいろなことにまぎれてのびのびになってます。
ああいう展開でも、もし少女漫画なら私もすんなり受け入れたと思います。でも大河ドラマは老若男女問わず見るものですから、そういうもののつもりで見ていると面食らってしまいますね。男の人も見るのにこれでいいのかと、他人事ながら心配になります。
あまのかるも
2011/08/12 00:50
武江様
また暑さが盛り返してきましたね。一時収まっていましたのに。お身体には気をつけてください。
あー、あれやっぱり作り話ですか。たしかに出来すぎてますものねぇ。納得です。
ただ、そういう創作を入れたくなる程度に、当時から秀忠の謹厳実直なイメージが広まっていたのでしょうね。そして話のオチから察するに、恐妻家イメージはまだ付いてなかったのだろうと思います。またこの話からは、徳川家の人々は江の悋気なんて歯牙にもかけていない印象も受けます。
私も実紀見てきました。後の展開を考えると、武江さんの二つ目のコメントのとおり「御方」は秀忠なんでしょうね。なぜ「公」を使わないのかとも思いましたが。
>それはそれで問題
家康がよこしたと言うなと戒められているのに、あっさり秀忠に伝えてしまったことですか(笑)。違ってたらすいません。
あまのかるも
2011/08/12 00:59

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