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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第33回『徳川の嫁』

<<   作成日時 : 2011/08/29 00:24   >>

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まず今回の感想の前に前回の感想で書きもれてたことを一言。
島左近が出てきてびっくり。いきなりわいて出てきたって感じでした。史実の島左近さんには悪いが。
忘れてたことを書くことができてすっきりしたところで、今回の感想です。

一言でいうなら「常に予想の斜め下を行く脚本ってすごい」です…。もうそれしか言えません。
まさか大奥ものすら書けないなんて、びっくりですよ。どう頑張って見ても、現代の嫁姑バトルコメディです。大奥ものじゃなかったです。
初めのほうの江と大姥局のやりとりもそうなんですけど、やっぱり一番びっくりだったのは、江が豆拾ってる場面…。私、鳩が豆鉄砲くらったような顔になってたと思いますよ。まあ、笑っちゃいましたけどね。でも安土桃山時代の話に見えないです。
このドラマの江が、いろいろ大姥局にやっつけられてて面白いという感想もなきにしもあらずなんですが、どっちかというと、大奥ものすらまともに書けないってことに驚いてます。この脚本家、『篤姫』を書いてるんですよねぇ。きっと宮尾登美子さんの原作が効いていたから面白かったのでしょうね。

そして、表の歴史部分についても、いろいろとつっこみどころありましたね。
えらい勢いでいままでいなかった人たちが出てきてたとか。いきなり出てきて覚えられないですよ。
家康と三成を前田利家が仲裁するけど、仲裁になってないとか。大出俊さん、なんのために出演したんだって感じです。
三成と福島正則たちがなんでもめてるのかさっぱりわからないとか。あれじゃ朝鮮から帰ってきた人たち、虫の居所が悪かったんですねとしか言えないです。
あとよくわからない演出もありましたね。家康が三成に隠居するように迫るところ。なんでできそこないのエコーみたいに二回繰り返していたのかしら…。

あとは京極高次が情けなかったところ、初めは家康は秀頼に忠誠を尽くすと信じているとか言って、贈り物が届いたら家康の工作活動の意図に気づいて動揺している描写にもやもやします。たしかに史実の動きからはそういう解釈はありだろうけど、なんか莫迦にされているような感じで気に入りません。

茶々の乳母が大蔵卿局になったのはこのタイミングなんですかね。もっと早い時期かと思ってたけど。

本多正信は秀忠のそばにいていいんだろうか、まだ家康のそばじゃないのと、初めて読んだ歴史小説が司馬遼太郎の『関ヶ原』だった私は、不思議に思ってます。

他にも不思議な描写といえば、豊臣家から来た嫁の前で、堂々と今後の目論見をぺらぺら話す徳川家の人々とか。いつの時代のドラマを見ているのかわけがわからなくなりました。

江と秀忠の次女の名前がいきなり珠というのも…。初めは子々でしょう。まあ混乱するかもしれないから、こういう変更は許容範囲なんだけど、なんか今日はツッコミたい気分です。

このように文句たらたらなんですが、よかった場面もありました。おねが大坂城を出る前に茶々と語り合う場面。思いは同じなのに、取りたい方法が違うために、まさに今、道が別れていってしまう二人の女の胸の内が、静かなたたずまいの中で現れていて、落ち着いた気持ちで見ることができました。

こんな感じでしょうかね。あとは思い出せないので、この辺にしておきます。

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コメント(10件)

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最近毎週の放送を
「上野樹里さんはやっぱり綺麗だなあ…」
とドラマの本筋には関係ない視点からみています。
のだめの時彼女より玉木宏さん目当てだったので
こんなにも彼女をじっくりみるのは実は初めてです(笑)

大奥ものは散々○ジテレビでみたんでもうあれは
みたくなかったのが個人的な思いだったのですが
まさか「予想の斜め下」とはびっくり仰天。
あきれて(゜□゜)←こんな顔になりました。
加賀さんご本人が楽しんで演じておられる
ようなのが唯一救いではありますが
先週の江戸の鬼といい今週の徳川の嫁といい
私のもつ慶長時代のイメージとはかけ離れすぎです。
勿論、あくまで脚本家のご都合妄想ですから
イメージと違う、愚痴ったら負けなんでしょうが…。

余談ですが先日長浜にいきましたら
ドラマ館やら色々と案内するガイドの方が
実にストレートなコメントされておりました(笑)
「あんなんはありえへんからね」
「ドラマはまあ半分は嘘やからね」
今年の大河をコンパクトに表現されてるな、と
母親と2人で笑ってしまいました。
まあ現地は賑わっていたようなので
熱心な大河誘致があったことを思えば
賑わっていることだけは救いですね。
KAKA
2011/08/29 15:36
KAKAさま

たしかに上野さんの江は綺麗になりましたよね。私はのだめの時は「のだめちゃんかわいい」と思って見てました。そのときよりは大人っぽくなったと思います。
なにを書いても現代ものになるのはどうも…。現代ものと割り切ればそれなりに見れるのかもしれませんが。でもそういうのが見たいわけではないのにと思うとやりきれません。
長浜へ行かれたのですね。うらやましいです。ガイドさん、ほんとにストレートですね(笑)。そのように言いたくもなりますよねぇ。でも大河効果で賑わっているならば、ほんとうに良かったです。大河をやったかいもあるというものです。
あまのかるも
2011/08/30 01:02
こんにちは。秋草です。
最近ではドラマの演出で楽しんでいる部分があります。

江と大姥局はどうにかなりませんかね。と言うのもあの二人を見ていると脚本家さんのこの時代の女性像の欠如にあきれてしまいます。当時は正室は嫡男を生むということが義務だ、ということは言われなくともわかっているはずです。それを江は「無理。」と一蹴しているので大姥局とバトルになってしまう。江を現代人の感覚に近づけ過ぎている気がします。脚本家さんはただ単に嫁姑争いを描きたかっただけなのでしょうか。
それと江が豆を拾うシーン、あれ誰が考えたのでしょうか。生まれてくる子の性別を知っている人からすると、あれはほぼいじめに見えました。江が可哀想でした。
あと秀忠と大姥局については、私も思うところがあります。秀忠は「母亡き後私を育ててくれたのが大姥という訳だ。」とあっさり言ってましたが、ドラマでは秀忠の母、西郷局についてはほどんど触れられていませんでした。西郷局が亡くなった時秀忠は十二歳ぐらいだったはずです。死因は毒殺説や家臣に斬られたなどなにか事件に巻き込まれた可能性もあるそうで、もしかしたらかなりつらい別れだったかもしれません。もしそうなら、秀忠にとって大姥局は本当に大切な人だったのかもしれません。江もそのことを理解してくれればな・・・、と思えてしまいます。
秋草
2011/08/30 17:37
こんにちは。
土曜日の再放送で見たため、遅いコメントですが…
大姥局のことは全然知らなかったので調べてみたら、穴山梅雪と関わりがある事を知って面白く感じました。過去のドラマの中で保科正之が産まれる時、何故いきなり見性院が出て来てくるのか、穴山梅雪の妻だからといって秀忠サイドからの信頼の理由は?と腑に落ちなかったんです。自分勝手にすっきりしました(笑)
今回の豆を拾うシーンは本当にひどいですね。侍女まで馬鹿にしてくるなんて。しかも文句言いながらも江は言いなりで拾っちゃうんですね。冒頭の江のだらしなさを「しめしがつかない」とたしなめた様に、正論でビシッと締めてくれたらいいのにと思います。
石田三成と福島正則達の反目はもっと前から丁寧に描いてもいいですよね。秀吉の生前は我慢してたけど亡くなってタガが外れたみたいな…。
ちょっと前まで草刈さんが本田正信役だとわかっていませんでした。あの本田正信が元服前の秀忠につきっきりのはずはないという思い込みからです。本当に予想の斜め下をいってますね(笑)
さい
2011/09/04 10:45
秋草さま

ひきつづきのレスです。
大姥局と江の話については、私はまさに、脚本家はただ嫁姑争いを書きたいだけ、という印象を持ちました。現代的な発想しかなくて、跡取りが家にとってどれだけ大事かということを考えたことがないのだろうと思います。
豆の話は…脚本家としては笑わせようとしたが、すべった、そんな感じがしました。たしかにただのいじめにも見えますね。話作りのセンスがないと思いました。
西郷局の死はいろいろと謎の部分があるんですね。そういう重い意味があるかもしれない出来事をドラマでまったく生かせてないのは残念です。その結果、江が薄情にみえてしまうのは、江ファンとしては悲しいです。
あまのかるも
2011/09/04 17:50
さいさま

こんにちは。
たしか穴山梅雪の家臣の妻という言い伝えがあるようですね。今川家の家臣の娘と武田家一門の武将の家臣がどういういきさつで夫婦になったか、気になります。
豆を拾う話は一応コメディのつもりなんでしょう。冒頭の話は正論で締めているというより、のんきな嫁とお堅い姑の話のように見えます…。脚本家はむしろそんなつもりなのではなかろうかと。
三成と福島正則たちの争いを書くのは難しいとも思えないので、ほんとにもっと早く出せばよかったのにと思います。
私は出演発表で知ったので草刈正雄さんが本多正信と知って見ていましたが、前もって知らなかったら気がつかないですよね。いくら関ヶ原で行動が一緒になるからって今から近くに置かなくても…と思います。
あまのかるも
2011/09/04 17:50
こんばんは。秋草です。

先日「江」の公式ホームページの「江を読む」という項目をみていたら22に西郷局について書かれていました。死因については触れられていませんでしたが、結構詳しかったです。

しかしドラマではまったく描かないで、ホームページでは詳しく書かれるのはどうなんでしょう・・・。秀忠がひねくれたように変わってしまったのは、母の死のショックが引き金になった、というようにすればストーリーに面白さが加わったと思うのですが・・・。時すでに遅し、ですかね。(苦笑)
秋草
2011/09/17 22:15
秋草さま

こんばんは。
あのHPは見づらくてあまり見てなかったのですが、人物紹介はちゃんとしているんですね。ドラマで取り上げない言い訳としてあげてるんですかねぇ。
知識の取捨選択は人によって異なるから、西郷局の死を取り上げないこと自体はなんともいえないですが、今年の大河については、せっかく面白いエピソードが使えるのにっていう残念感がかなりあるように思います。
あまのかるも
2011/09/18 00:17
こんばんは。秋草です。

紀伊様のブログで、西郷局の死後、秀忠らを養育したのは阿茶局だそうです。私も図書館で「日本女性人名辞典」で調べたところ、そう書いてありました。
阿茶局は家康の死後すぐには剃髪を許されず、秀忠の死後に剃髪したので、「なんでだろう。」と思っていましたが、そういうことなんですかね。ドラマでは大姥局が育てきったように描かれてましたがそうではないんですね。

大河ドラマで阿茶局は登場するんでしょうか。孝蔵主が登場したのだから可能性はあるかもしれませんね。
秋草
2011/09/23 01:03
秋草さま

こんにちは。
秀忠たちを阿茶局が養育したのですか。紀伊さまのブログも確認いたしました。お知らせありがとうございます。そうすると和子の母代になった理由はわかるような気がしますが…。その『日本女性人名辞典』での記述の根拠はなんだろうという素朴な疑問が沸いております。いつか暇があったら『日本女性人名辞典』を当たってみます。
阿茶局の剃髪時期ですが、秀忠の養母であることそれ自体ではなく、和子入内の際の母代になるのにそなえてだろうと思います。私もくわしくないので断言はできませんが。
それから大姥局が西郷局亡き後秀忠を育てたというドラマのセリフですけど、まさに現代的価値観ですね。母親の生死に関係なく乳母はいて当たり前の存在なので、歴史ドラマとしてはおかしなセリフです。生母亡き後に育ててくれるのは養母であって、乳母じゃないと思います。ほんとに細かいつっこみを言い出すときりがないドラマです。
阿茶局は登場すると思いますけど、もし出なかったら、初は大坂の陣で誰と交渉するのでしょう…。登場すると断言できないところがこのドラマの怖いところです。
あまのかるも
2011/09/24 15:08

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