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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第11回『猿の人質』

<<   作成日時 : 2011/07/17 14:48   >>

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第11回の視聴終わりました…。う〜ん、感想どうしよう。つくづく自分の感性と脚本家のそれがずれまくっていることがとてもよくわかった…。
しかし、嘆いていてもしかたないので、感想いきます。

まずは個人的に駄目な場面を、二つあげます。

おねの挨拶&京極龍子初登場の場面
このドラマが現在の状況や人間関係をセリフで説明していることは今までもさんざん言ってきましたが、この場面特に酷いと思いました。歴史学習マンガを見てる気分です。全部説明セリフで進むのってどうなの。時間の無駄に思えます。
そして三姉妹の言うことが、たった今戦国時代にタイムスリップしてきた現代人にしか思えないのってどうなんだろう。仮にその当時の価値観に違和感を持つ人間であるにせよ、周囲は自分と違う自覚はある程度あるでしょうに。そんなの初めて知った、嘘でしょ、みたいなリアクションやめてほしいです。「戦国の世のならい」みたいな定番用語くらい使いなさいよと言いたくなりました。
この場面で一番よかったのは、おねの着物ですね。薄い青が爽やかできれいだと思いました。

おね・利休と対面した後に三姉妹が部屋に戻って語り合う場面
駄目なのはこの場面全体ではなく、前回私が違和感をもった江のセリフ「私が死んだら母上に会えますか」をめぐるやりとりです。私はお初ちゃんの反発のほうが心情的には受け入れられます。脚本家の意図は、茶々のフォローの言葉を含めて考えると、娘を置いて去る母へ許しを与える言葉と解釈しました。良いセリフであるという自信もあるのでしょう。でも私は、母と別れることへの強い悲しみや衝撃あるいは怒りの描写の印象が薄いまま、あのセリフになるのは納得いかないので、この場面も心には響かないです。残念なことですが。
この場面はスタパの撮影見学で見ました。セリフなしで見ておいてよかったと思います。セリフなしで見たときは三姉妹の悲しみや嘆きに心を打たれましたから。
でもこのセリフをめぐるやりとり以外は、心にくるものは確かにありました。だからなおさらこの部分が私にとっては不要でした。

もちろん細かいところでツッコミたいところはいろいろあります。相変わらず偉そうな物言いとか、秀吉の猿呼ばわりとか第26回になっても変わらないこともあるし。
市の幽霊エフェクトが滑稽とか(もう少し上手くやれないものか…)。
江が信長に見えるとかいう設定、ああいうベタな演出にするのは、まさにドラマ内で説得力のないことの表れだと思います。
信孝が切腹させられたのを織田を根絶やしにするのかなどと騒いでますが、負けた側なんだからしょうがないと思います。なんで怒るのか不思議です。
あと江の乳母のヨシさんをこけさせるの、しつこいと不愉快なだけですね。あんまり面白くないです。
あと、この辺りもみんな言っていることだろうけれど、浅井長政を攻め滅ぼしたのは秀吉じゃなくて信長なんですけどね。それまで秀吉のせいにされてお気の毒。

でも嫌なことばかりというわけでもないです。秀吉が市の死を嘆き悲しんでいるのは、ちょっとかわいそうに思いました。江がいろいろ突っかかってくるのがうざいとさえ思ったぐらいです。
茶々はやっぱり綺麗ですね。秀吉が惚れてしまうのも無理はないと思いました。もっとも秀吉が茶々にうっとりくる場面、演出がわざとらしくてキモかったですが。なんでBGMが雅楽なんでしょね。
安土に着いて様変わりした城を見上げるところは、栄枯盛衰・時の流れを感じられて、しんみりしました。
京極龍子がさらっと秀吉の側室であることを告げるところは、三姉妹の現代人発言に辟易していただけに、さっぱりすっきりしていて良かったです。
千利休と三姉妹のやりとり、ツッコミたいセリフもありましたが、母を失うことについて考えさせられるという意味では全体的には悪くないと思いました。
三姉妹が着物や菓子をもらって喜ぶ場面は、素直にこちらも嬉しくなりましたね。初はかわいいな、なんだかんだいって。
信雄と家康の場面も、まあまあ見れました。ただ表の男の世界の話・政治の話をコミカルにするのはいかがなものかとは思います。

以上です。とりあえず今週末は10回・11回でお終い。12回〜18回はまた後日。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ。
私は『猿の人質』の前後が見ていてストレスたまりました。三姉妹の「井の中の蛙」っぷりに(笑)。
京極龍子のキャラクターは癒されるので好きなんですが、本来は織田も浅井も及ばない名家の姫なんですから、その誇りを見せて欲しかったです。
三姉妹は信長の姪だから強気に出てますが、数十年さかのぼれば織田も浅井も京極家には頭を下げる立場だったはず。その京極家の姫が、下克上の世の中だから秀吉の側室になっている。自分達もその下克上の世の中で成り上がった一員だと自覚すれば、秀吉をあそこまで蔑む事はできないのではないでしょうか。この辺がすごく引っかかってしまいました。
さい
2011/07/18 22:01
さい様

こんばんは。私も、もしこの回をリアルタイムで見ていたら、きっとイラついていたと思います。浅井三姉妹が世間知らずの高慢な姫以外に見えないようなキャラになってしまって、私はとても悲しいです。京極龍子も、名家の姫らしい描写になることは望めないでしょう。
この時の三姉妹が、実際に秀吉やその周りの人々に対して強気でいられるような状況なのか、制作側はもう少し想像力をめぐらしてほしかったです。ああいう態度がありうると思ってドラマを作っているなら、下克上というものを相当甘く考えているのだと思います。
あまのかるも
2011/07/19 00:58

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