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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第6回『光秀の天下』感想

<<   作成日時 : 2011/02/15 00:29   >>

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今回もまた感想が書きにくいです。あんまり非難めいたことは書かないようにしてきましたけど、やっぱり私は史実の江ファンなので、江の物語や江のキャラ設定への不満は書かないわけにはいかないです。そんなわけで批判的なことを書いてしまいます。
口の悪さを露呈した物言いになってますがお許しくださいませ。

うーん、あんな無茶な展開で江を明智光秀に会わせる場面に持ってくるとは思わなかったです。私てっきり家康と一緒にいるときにはぐれるとか、そういうふうになるのかと思ってましたが、伊勢の城まで戻ってきてから捕まるとは。こういう展開にしたのは、江が捕まるのを家康のせいにさせたくないからでしょうか。なんだかねぇ。光秀と対面する場面を作るためにとってつけたような話に見えます。
しかも江の行動が、典型的な空気読めないお姫様っつーか、周りの思惑台無し行動っつーか、もう……。あんたがいなかったら、みんなここにいないんだから、周りの言うこと聞いて逃げようとしなきゃだめじゃんって言いたくなります。なんでお江さんをこんなわかってない人にするんですか。こんなんだったら、お付の侍たちが逃がそうとするけど、江がこけて捕まったとかのほうがまだましだわ。
それから光秀との場面、なんで江があんなに上から目線で正論を言うんですか。これでますますお江さんが嫌われそうで嫌だわ、ほんとに。良いことを言う人が良い人じゃないし、作り手が言いたいことを安易に登場人物に代弁させるなっつーの。なんか子供の設定なのに大人の役者にやらせてるのが裏目にでてる感じです。正論を言うときだけ設定年齢が上がってしまって、結果不自然な台詞になってしまうように思います。せめてほんとうの子供だったら、生意気なことを言っても子供だからねで済むけど……。だから子役使えって言ってるのに、とかこっちが偉そうに言いたくなります。
江をなんとか主要な出来事や人物に絡ませようとして、欲張り過ぎているように思います。例えばどうしても江と光秀を会わせたいなら、家康との絡みは捨てて、上洛途中で本能寺の変を知って引き返す途中でつかまるとかでもよかったんではないでしょうか。まあこれでも無茶な展開ですけど。なんにせよあれもこれもと欲張りすぎているせいで作り手の都合で動かされている感が余計強まります。
光秀が心のうちを語る相手がなぜ江なのか、それについてあまり説得力がないです。茶々でも、初でも、登場してない信長の娘達でも誰でもいいじゃないって感じがします。まさに「今回は江が主人公だから」以外の理由がない。江が登場しているけど江の話をしていない感じがますます強くなってるように思います。まあ、大河ドラマだからね、としか言いようがないですが。
さらに斎藤利三にああいう態度をとらせて、後に春日局と対面したときの伏線にしようという魂胆が丸見えでうんざりです。ほんとあざといわ。あの当時なら、斎藤さんの提案がふつうで、光秀さんのほうが変ですよ。変に悪者にされてて斎藤利三さんが不憫です。忠義一途な家老なのに。市村正親さんの熱演に水差したくないからこれ以上言わないけど。
あとは、ヨシたちの行方を次回にまで引っ張りたくないからだろうけど、光秀が死んでないのにヨシたちが清洲城にもうたどり着いているのが早すぎます。あれでは江が先に逃げたのはなんだったんだという感想になりますよ。ヨシたちはただの女中だから、江と離れていたから安全だったと言い訳しても、瞬間的に感じる印象は、じゃあ一緒に堺にいたほうがよかったんじゃないかっていうふうになりそうです。
結局今回も、江にとって一族の中心人物がいなくなったというのがどういう意味を持つかはきちんと描かれてなかったですね。それが描かれなければ江が登場する戦国ホームドラマにもなりません。さすがに次回はやると思うけど。主人公として悪目立ちしているのに、本能寺の変が彼女の人生を変えた出来事だという肝心のことが描かれていないってなんなんだ。世間で起きた出来事と江の周辺の出来事を直接は絡めず、同時並行で描写しても問題ないと思いますけど。よくある同時並行で何がまずかったんだろう。
脚本・設定については、今までなんとか自分に言い聞かせて見てきたけど、今回言い訳できないくらい視聴者から反発が来そうなことを江がしていたので、我慢できなくなってしまいました。これでお江さんが嫌われたら嫌だな……。

他、印象に残ったことを。
明智光秀良かったです。とても。共感できる光秀でした。キャスト発表のとき市村さんに失礼な感想を言ってほんとうに申し訳なく思いました。

上野さんの演技は嫌いじゃないんですよね。脚本・設定・演出には不満大いにありますが、彼女の演技は見ていて楽しい。この物語の江でなかったらもっと良かったのですが。

織田信包さん、みんなをせかしていても人柄のよさがにじみ出る感じ。頼もしいです。

そういえば、最後の江のリアクションもよくわからなかったな。いくら光秀がいい人でも好きだった伯父さんを殺したわけだから、もっと負の感情が沸いてきてもいいのに。だけど実際に会った光秀を思うと憎みきれないで葛藤するところをもっと描写すればいいのに。他のところは説明過多なのに、こういうことはあっさりしてるのね。

このお話では秀吉はずっとコント担当なんですかね。面白いからいいけど、いつまでもというわけにはいかないでしょう。なんとなく理由はわかるような気はしますが…。秀吉は江との関わりでは悪役的な役割があるけれど、その一方で人好きのするところを出したくて、それでコントの演出を過剰に入れているのだろうとは思います。ですが、やっぱりやりすぎな気もします。岸谷さん自体は嫌いではないのですがね。

なんかこのドラマ、江にとっての逆ハーレム、おじさんパラダイスのような気がしなくもない。なんとなく。

初のキャラ設定、なんとなくもやもやするところがあります。ツンデレなのはいいけど、もう少し気配りできる人にしてもいいんではと思ったり。食いしん坊という設定もなんかね。三姉妹の対比で損な役回りにさせられたような気もします。これまたなんとなく。

とりあえずこんなところでしょうか。あまりねかさないで早めに記事にしておきます。次は批判強めな感想を書かずに済むといいのですが。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
江 姫たちの戦国で江をどうしても本能寺の変と絡めたいのなら二条第にいて、信忠に頼まれ、長益と前田玄以と協力して三法師とともに落ち延びる設定にした方がよかったと思います。
ダイナゴン
2011/02/15 10:42
ダイナゴン様

こんにちは。
たしかにおっしゃる通りの方法を使ったほうが、無茶な度合いが下がったかもしれませんね。歴史に詳しければ必ず面白い話が書けるわけではないですが、詳しいほうが、無理な展開を無理に見せない方法、つまり上手な嘘を思いつくことができると思います。今回のドラマの展開は下手な嘘だったと思ってます。
あまのかるも
2011/02/17 23:35

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