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zoom RSS 大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』第3回『信長の秘密』感想

<<   作成日時 : 2011/01/24 19:27   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

今回は順を追って感想を書いていきます。
感想の書き方は模索中なので、しばらく毎回書き方が変わりますがお許しください。

まず築山殿の登場がアバンタイトルのカットと本編での1カットのみというのがあんまりといえば
あんまりな、と思いました。むしろ登場させずナレーションのみでいいのに、なぜこんな出し方を
したのかな、と。もっともこれ以上出すわけにもいかないので、仕方ないのでしょう。信康は
先週だけかと思いましたが少し出番がありましたね。

冒頭の初と江の喧嘩はまあいいとして、なんで乳母たちまで喧嘩するんですかね。コント部分
なんだろうけどちょっとやりすぎ、みたいな感じです。
でも子供時代を大人の役者が、というのはもうだいぶ慣れてきました。なので初と江の喧嘩
自体はなんとか違和感持たず見れました。

築山殿殺害と信康自刃の話のあと、江が、そのことについて信長に聞きたいという場面。
このあたりの市と江のやりとりはいいですね。末娘が聞き分けないことを言っているのに、いちいち
付き合ってあげるところに、母親の優しさ・甘さがにじみ出ていてよかったです。鈴木保奈美さんが
市役で復帰するのを聞いたときは微妙だったけれど、この物語の市には合ってますね。微妙だと
思ってすいませんという気分です。

信長から文が届いたときの江の乳母のヨシの言い方が面白いですね。見てて楽しいです。

スタパで見た1・安土について江が坊丸・力丸と話すところ。見学したところが出ると、なんだか
嬉しくなります。

信長が南蛮服を着ているのを見た江のリアクションが面白すぎます。そして得意げな信長の
表情・態度も面白いですね。

ルイス・フロイスと会う場面のBGMがケルト音楽っぼいのは、嫌いじゃないけどどうなんでしょう。

スタパで見た2・明智光秀を信長が殴ったあと、廊下を歩きながら江が信長にわけを問いただす
場面。千宗易の部屋に入るところまでですね。

石坂浩二さんの千宗易はいかにもって感じでしたね。後のやりとりも踏まえると、これからも
江の先生役になるんでしょうね。お江ちゃんに解説する役目。
千宗易が「姫様に免じて」と言った後の信長と江のリアクションは面白いです。信長は身内に
甘いイメージがあるので、信長が大笑いしているところとか、自分の脳内イメージとなじんで、
いい感じでした。

スタパで見た3・千宗易の部屋を出て、廊下で会話し、江にあてがわれた部屋まで行く場面と、
そのあとヨシと江が部屋で話す辺りまで見ました。

伊勢で江のことを思う母と姉二人の場面。ツンデレ初の不器用な優しさがいいですね。史実の
初のイメージとは違うのですが、私の周囲にもあんな感じで優しさが素直に表現できない人が
いるので、憎々しげな物言いだけれど微笑ましく感じます。
市が、江は父を知らないから信長に父を見ていると言ったあとの、姉二人の反応。二人に
とっては信長は父の仇で恐ろしくも憎い存在ですから、江が信長に父を見ているという話に衝撃を
受けつつも、父の顔を知らぬ江の心情を思えばしかたないと複雑な思いでいるのがわかります。

おねの雰囲気が脳内イメージどおりでびっくりしました。物静かで、でも親しみやすい感じが出て
いて、あの大竹しのぶにはとうてい見えないのでほんとに驚きましたよ。やっぱり大竹しのぶさん
って上手いのね。
江がおねとのやりとりで、秀吉を猿呼ばわりしたり、どこがよくて結婚したのか聞いたりするのが、
うっかりしすぎで面白い。
そしてやっぱりしばらくは秀吉はコント要員らしい。面白いからいいけど。

竹生島の弁財天を拝むところはなぜか泣けました。泣くところじゃないんだが。なんだろう、江が
自分の知らない浅井家を探しているように見えたようです。そして小谷山のほうを拝み述懐する
ところも泣けました。「なにによすがを見ればいいのかわからぬ」という言葉に、父の記憶がない
ことの辛さを感じました。

信長と信行の争い話。
ああ、もー、家光と忠長の後継者争いと思いっきりくっつけようとしてるでしょう、この脚本家。
土田御前が信長を嫌ったのはうつけものといわれるその振る舞いからで、信行は対照的に
礼儀正しいから支持していたと一般的に言われているのに。家光は自分で育てられず忠長を
手元で育てたという、ものすごく現代的な推測を、信長と信行の争いまで広げるなよー。これは
大いに文句を言いたい。
他は許せてもこれは断じて許せん。

このあとの信長と江のやりとり、後の千宗易の言葉を含めて「行動の動機を探っても、相手を
理解したことにはならない」「世の中は簡単に答えが出るものではない」等を伝えたいのだろう
とは思うのですが。信長の言葉を、雰囲気で流して書いているようなところがあるかな、とは
思いました。雰囲気で見ていればツッコミ入れずにすむけど、理屈で見ているとわかりにくいと
いうか。江には信長がわからないと感じる、というのを強調したいのだろうと思うのですが、
視聴者の私もすっきりしません。まず信長に大義名分を語らせて、そのあと姪っ子を煙に巻く
形じゃだめだったのかしら。開口一番「わからん」というのはちょっと……。

でも政治の話は甘くなるけれど、家族の情愛はこまやかに描けているのではと思いました。
母と娘、姉と妹、亡き父と娘、伯父と姪、どれも互いの気持ちが伝わるいい場面が多いと思い
ます。ちなみに伯父は信長だけじゃなくて信包も入ってます。明智光秀にどんどん話しかける
江を信包が叱責するところは、ささいなことですが、日々の様子がうかがえてほのぼのとします。
また話の筋にちゃんと政治の話をからめているところは、描き方が甘いとはいえ、もうちょっと
評価してもいいんじゃないでしょうか。スイーツ大河と揶揄されているようですが、原作でも
同じことを思いましたが、歴史ドラマとして最低限のことはしている、と思います。

そして江である上野さんの演技について。先週も書きましたが「図体の大きい子供」が板に
ついていて違和感なくてこわいです(笑)。そして安土城でいろいろな人と交流していくところ、
ふつうご都合主義的な展開があるとそれに戸惑いを感じ、さらに加えて主演の方の演技が
上手でないと、見ててはらはらしちゃってなかなか話に入り込めないものですが、そういうのが
なかったので、やはり演技は上手いのでしょうね。
それから、のだめに見える、という感想をよく見かけますが、私は見えません。私はむしろ、
のだめ大河のほうがまだましだった、と思っているので、のだめに見えるならその脳を貸して
くださいって感じですね。この脚本の江とのだめ、ぜんぜんキャラ違うし……。例えば江は
憎い秀吉に馬乗りになりますが、のだめは嫌いな人からは逃げる子ですから。好きな人に
腹を立てると飛びかかっていきますが。
ちなみに私がのだめ大河のほうがまだましと思う理由は、この脚本家が原作で書いている
江と秀忠の関係より、のだめカンタービレののだめと千秋の関係のほうが、私の脳内イメージの
江と秀忠の関係に近いからです。完全に個人の主観ですけど、まあこんな変わった感想を
持っている人もいる、という話です。

ところどころ現代風の言葉遣いが特に江の台詞の中に混じってますが、その辺はもう言わない
ことにします。言ってもしょうがないと思います。

あとは、鈴木保奈美さんがインタビューでこのドラマについて「江ちゃんのロールプレイング
ゲーム」と評してましたが、言いえて妙だと思います。いろいろな人と出会うところなどは
ほんとうにそんな感じ。私も「江ちゃんのロールプレイングゲーム」を楽しむことにします。

以上でございます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>この脚本家が原作で書いている
江と秀忠の関係より、のだめカンタービレののだめと千秋の関係のほうが、私の脳内イメージの
江と秀忠の関係に近いからです。

なんとなくわかります。
秀忠はよく言われるような情けない奴ではなく、自分のポリシーを曲げない、強気で神経質な男
江は巷で語られるような気が強い女ではなくおっとりした人で
でしゃばらず夫を支える
・・・というのが私のイメージなのですが
他の人に言うと「え?あんた別の夫婦のこと話してない?」みたいなリアクションをとられます。

お市さんいいですね
妻としてや妹としての市より「母としての市」が魅力的です。
おねさんは文句なしです。

信長と信行の件は・・・今後のために伏線を張るのはいいんですが・・・・・・・・家光と忠長の件に絡めるのかと思うとモヤモヤが・・・・

では失礼しました。
から
2011/01/24 21:09
から様

私の言いたかったことを理解くださっているようで、ほっとしました。わかってくれる人はなかなかいないだろうと思うので…。私のイメージも、からさんのイメージとほぼ同じです。別の夫婦のことを話しているなんて思いません。
妹としての市はなんかひっかかりますけど、母としての市はいいですよね。おねも先が楽しみです。
信長と信行について、ほんとにもやもやしますね。ああいう形にしてほしくなかったです。
あまのかるも
2011/01/25 00:50

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