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zoom RSS 感想二つ(漫画とドラマ)

<<   作成日時 : 2006/10/23 01:14   >>

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この前『のだめカンタービレ』の15巻の感想で「もう次の巻出てるかも」と書いたが、案の定出ていた。というわけで周回遅れをとりもどすため、16巻の感想を。

正直、一回目読んだときは、全体的にはあんまり面白くないなあ、と思った。小ネタでは色々笑ってしまったのだけれど。のだめメインの話でもないし。でもつい惰性で何度も読んだら、結構面白くなってきた。なんでかな、と考えてみたけれど、登場人物に「よくある社会人」(マルレオケの面子)が多くて、笑うに笑えないからではないだろうか。『のだめ』には「へんな若者」「へんな大人」のぶっとんだ言動で笑わせる要素が多いけど、マルレオケの連中は、自分も含めてそこらの連中同様、安月給に苦しんでたり、生活に疲れていたり、ネタが現実的すぎて、爽快感がない。でインパクトあるギャグがあるわけではないから、最初はつまんなかったけど、よくよく考えてみると身につまされるというかそんな感じになってきたのかもしれない。ちなみに、ファゴットの首席は登場するたび「ねむい…」と言って、まるで自分を見ているようだった。
ストーリー的にはのだめ話が少なくて、いまいちだったものの、気になる人や展開はいくつかあったような。一番びっくりしたのはニナ・ルッツの再登場かしら。のだめが汚名返上できる機会はくるんだろうか。他にもオクレール先生と孫RUIの関係とかあるけど。
あと、ついに千秋の父ちゃんが出てきましたが、「こんな奴だったのか〜、なんか納得」って感想で、前もって想像ついていたわけではないが、見たらそれまで千秋の回想で出ていたことと違和感がない感じ。社会人としてはいい加減そうで、なんかルンペン風(古い言葉だ)ですな。基本的には千秋話には興味薄なんですが、のだめとなんらかの形で逢うのかどうかは気になる。同じピアニストだしね。
今回読んで改めて思ったのは、『のだめ』は「努力すれば、(その人の才能なりに)報われる」話だなあってことだった。ある意味「健全な」スポ根ドラマに通じるものがある。そこは個人的にはすごく好き。やっぱり怠けたり逃げたりしていてはいかんよな〜と、読み終わると、我が身を振り返り、叱咤したくなって、やる気が沸いてくる。あまり長続きしないのが情けない話だけど。そんなわけでターニャにも(ピアノで)良い結果が来るといいな、と願っている。
そういえばこの巻も限定版あったらしくて、その限定版を人からもらって、労せず手に入ってしまった。でもこのおまけ(シャーペン)だったら自分は買わないな。前回のマングースのぬいぐるみは買ってよかったと思ってるけど、これはねー。

ついでにドラマの感想も言ってみる。
実はフジの月9枠を見たのは初めてだったりする。普通の現代の恋愛ドラマに興味ないからなんだけど(時代劇やSFファンタジーなどコスプレ恋愛ドラマは平気)、その私もついに月9を見たわけである。
1話目見た結論は「意外ととっても面白かった」。あんまり期待してなかったせいもあるかもしれないけど、個人的には、ばかばかしくて笑える、好きな部類の笑いで、ギャグもあまり滑ってなかったと思う。寒くて見てられないというところはなかった。
ただ、ああいうリアルさのない演出とか、だめな人合わない人も多いだろうなとも思う。自分は、ああいう、どっちかっていうとチープな笑いのほうが好きなんだけど、まあ、合わない人は、ご縁がなかったってところなんだろうな。
一番うけたのは、千秋がミルヒー追い出したあと、部屋に戻ったらのだめがベッドにってところ。これが来るのは知っていたけど、定番のピンクの照明があたっているのに不意打ちくらって、飲んでいたコーヒー牛乳吹き出してしまった。ほんとこう来るしかないよね…。
キャストに関しては、のだめ役の上野樹里は「のだめ」そのまんまだった。立ち方や動き方がまるで漫画から抜け出てきたよう。ピアノを弾いている場面も、(少なくとも素人から見ると)ちゃんと様になっていて、やっぱり俳優って凄いわ〜としか言えません。しかもとてもかわいいし。かわいい女の子は大好きだから、この後ドラマが期待はずれになったとしても、上野のだめ見るだけでも、自分には価値あるドラマだ。上野樹里とくると、このあいだの『笑う大天使』のあれを見た後だけに、つまらなかったのは彼女のせいではないと思いつつ、微妙に心配していたのだけど、これなら安心だ〜。事前の心配が杞憂でよかったわ、ほんとに。
千秋役の玉木宏は、私個人が千秋に求めている要素が「せっかくのいい男がだいなし。情けねー」的雰囲気なので、これまたすごくよかった。個人的にはとても満足。もっとも、私の知り合いたちは色々不満があるようで、その辺りわからないでもないが。
さらに気に入ったのは、ナレーションの声。なかなか落ち着いた良い声だと思う。どうしても自分が想像する漫画のヒーローの声は、過去の少女趣味入って男らしさが抜ける+もともと高音の声質が好き、なせいもあって高くなってしまうが、それを現実の男性の声で補正してもらった感じだ。漫画自体が千秋視点で進むから、ドラマのナレーションは千秋役の人しかありえないわけで、そういう意味でも玉木宏でよかったと思う。
一番キャスティングで不満だった、ミルヒーの竹中直人は、意外に見てて嫌ではなくて、あれはあれでありかな、と思えた。ミルヒーは「へんな外国人」なわけだが、このドラマでは、リアルな外国人らしさを表現するのを潔く捨てて、怪しげな親父らしさをかもし出して笑いに転換するのに全ての力をそそいだ感じで、そのために竹中直人を選択したのなら、それはそれで賢明だったと思う。中途半端に外人タレントや混血の人を選んで、うさんくさい親父度が減ったら、それは今回のドラマ的にはあまりよくないのかもしれない。私は竹中直人あんまり好きではないが、1話見る限りではそんなに悪くないと思う。
あとは、そう、西村雅彦が谷岡先生ってどうなるんだろと思っていたが、ああヅラだ〜とか思いつつ楽しんで見てた。もう少しおなら体操のくだりは見たかったな。
ドラマは大体満足だったけれど、不満を言うと、彩子の声が低くて太いのがなんかイメージと違う。そのぐらいだろうか。あとは許せる範囲、妥協できる範囲の変更で、あえていうほどの文句はない。
それにしてもストーリーとセリフはかなり漫画に忠実で、特に前半の展開はそっくりそのまま、後半はエピソードの順番の入れ替えがあったけど、大きな変更はなくて、少し驚いた。もう少し脚色入れてくると思ったけど。結局、漫画のネームが最良のギャグコントの台本だったのだろうか。
ほぼ漫画通りだとすると、実写化する意味あるのかという感想も浮かんだが、少なくとも私にはあった。千秋が、のだめの部屋の大掃除をした数日後、ピアノの練習のためにのだめの部屋に突撃するところで、部屋が元通りの惨状になってて千秋がっくり、の所が、実際に物が部屋中あふれていて、切実さが漫画以上だった。漫画だと所詮二次元だけど、実写だと物が三次元だから、あふれている物の質量感がやっぱり違う。実際、あんな部屋嫌だよねぇ。千秋がほんとに気の毒だった、笑えたけど。
というわけで、2話も楽しみにしている。やりすぎでギャグが滑る可能性はあるけれど、むやみに期待しなければ、これからも脱落せずに楽しめそう。正直連ドラを見れる体質(毎週同じ時間にテレビを視る習慣)がないけど、今回は大丈夫そうだ。

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