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zoom RSS 最近はまっている漫画について その1

<<   作成日時 : 2006/05/27 23:37   >>

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最近といってもここ何ヶ月か、ということで。
まずは『のだめカンタービレ』。
もうすっかり有名になってしまいましたが、二ノ宮知子作のクラシック音楽ギャグマンガです。二ノ宮さんの笑いって、なんとなくコメディというよりはギャグのような気がしますね。もちろんそういうの好きですけど。

ほんとは、ここで漫画の感想を書くべきなんでしょうが、読んだ後の感じ方について今回考えることがあるので、そちらから。

この漫画を読んだきっかけは、数年前、人に面白いからと薦められたからなんですが、実は最初は乗り気でなくて。連載している雑誌のKissは読んだことがなくて、好みの漫画もなさそうだったし、半信半疑だったんだけど、読んだらもうずっぽりはまってしまいまして(笑)。貸してくれた人には「だから面白いっていったじゃん」とさんざん言われたもんです。
そのときのはまりようは尋常でなく、普段、どんなに面白くても単行本しか買わないのに、雑誌を買って連載をリアルタイムで追っかけるほど。しかもKissって『のだめ』以外ほとんど読むところがなく、けちな私には、(360円とはいえ)ほんとにもったいなくてしょうがなかったんですが、買っちゃったんですね。それくらいそのときは盛り上がったのですが・・・。
しかし、一度連載で読んでしまうと単行本のありがたみが薄れるというか、改めて買った単行本がたいして面白く感じられなくて、その後興味がなくなってしまって。とはいえ惰性で買ったり、借りたりして読んではいたのですが。
それが、14巻読んだらまたはまってしまい、今に至るわけです。いろいろなところがつぼだったらしく、とても面白くて、なんとなく読んでいた過去の巻も読み返したらこれまた面白くて、なんで適当に読んでいたのかと後悔したほどです。
今回二度目にはまってわかったのは、同じものを読んでもつまらなかったり、面白かったりするっていうことが、とてもよく実感できたことです。当たり前といえば当たり前なんですが。
正直11〜13巻は発売直後に入手して読んだときは「ふーん、まあまあだね」って感じだったのに、読み返したら面白くて。例えば12巻のキスシーンのところは、前は「やっちゃったな」ぐらいにしか思わなかったが、今回は千秋の視点から読むと「男としてはこういうのもありなんだろうな」と大変面白く興味深い話だったし。他のシーンも、ある意味前より熱心に読んでるせいか、いろいろ考えるところもあって読むのが楽しかったです。
面白さは普通書く側の問題だと思いますが、それだけでなく、読む側にも受け入れ態勢が整っていないと伝わらないのだな、と実感したのでした。
あとは、やっぱり単行本派は、基本的には単行本で楽しまないといかんのだなと改めて思いました。何度も見るとやっぱり「飽きる」んでしょうな。というわけで今回は雑誌は買わず、人から借りたり、漫画喫茶で読んだりとか、読んだ記憶をあまり植えつけないようにして、次の15巻に備えてます。
ちなみに限定版予約しちまいました。こういうおまけをつけての販売はあまり好きでないし、普段はどうでもいいと思って通常版しか買わないのですが、15巻のマングースは・・・つい「かわいい〜」と思ってしまったんですよね。なんか講談社にはめられてる感じがしてうれしくないんですけど。「かわいい」とか思ったのが運のつきということで。
のだめカンタービレ(15) 限定版
ためしにアフィリエイトつけてみました。今回は有名どころで意味ないけど、妹に「趣味がマニアックすぎ」とよく言われるので、そのうち使い甲斐のある作品の感想を書くこともあろうかと思います。

前ふりが長すぎ。ここらでつぼだった14巻の感想を。
いちばんうけたのは松田の話のLesson79ですかね。いや〜ああいう人だったんですね、松田さんって。男の気持ちは女からはちゃんと理解してるとは言いがたいですが、少なくとも、外から見た30代の男の一例として、妙にリアルでしたね。他には風呂場でののだめと松田のやりとりとその後の会話の場面ですね。風呂場のシーン、ああいうネタを描く二ノ宮さんが私はとても好きです。笑いました。その後ののだめと松田の言い争いに、千秋が「頼むから・・・もうやめてくれ」。そりゃいやになるよねぇ。いい年した大の男と自分の彼女があんなケンカをしてたら。顔に縦線も入るよね〜。
全体的に、のだめちゃんの成長を感じられたのが、とても嬉しかったですね。
私は一番好きなキャラがのだめちゃん(脳内での呼び名はのだめ"ちゃん"なんですよ)で、のだめちゃんが一人前のピアニストになるのを見届けるのが一番の楽しみなんです。
音楽家の卵としての意識・態度が、色々なところに出ているのが見て取れて、初めの頃のただ楽しんで弾いていただけののだめの意識や態度を思い出すと感慨深いです。特にLesson79、せっかくの千秋との共演の機会をRUIにさらわれてしまったとき、上から練習風景を見下ろしている時の表情が印象深いですね。私は「演奏家としても嫉妬・羨望」と解釈しました。見下ろしている表情のアップのところで黒い点々が、暗い情念のように描かれてますが、その点々が前のページでRUIにかかっているのは「(チェレスタ弾く役目)とられて悔しい」だけで考えても当然なんですが、そのもうひとつ前のページで千秋にも黒い点々がかかっているんですよね。だから「無名な自分」と「有名なRUIや千秋(千秋の場合まだ駆け出しですが)」と対比して、「演奏家として名の知れてない自分」が悔しかったんじゃないでしょうか。マルレ・オケの人たちにとってRUIや千秋は「RUI」だったり「千秋」だったりするけど、のだめは「誰々のなんとか(友達とか家内とか)」でしかないわけで、ある意味屈辱といってもそれほど大げさではないのかと思いました。
ま、上の解釈は考えすぎなんでしょうが、心情の説明が少ない(特にのだめ)漫画なんで、色々考えてしまうんですよね。そこがこの漫画のとてもいいところだと思います。

他にも色々書きたいことはありますが、長くなってしょうがないので、あと一個。
14巻の最後にラフスケッチが載ってますが、『雪嵐』を弾いている千秋の次のページに「予定は未定― by松田」フランスガイドブックに降る雪、がまた面白かったです。『予定は未定』という言葉は結構好きというか、私が知っているのは『しばしば変更す』と続くのですが、ほんとに「予定は未定だよね(かわいそうに千秋)」と思ったのでした。

というわけで遅すぎる14巻の感想ですが、来月の15巻が楽しみです。きっと感想も書くでしょう。
のだめカンタービレ(15) 限定版 (プレミアムKC)

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