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zoom RSS 大関ヶ原展を見に行った話

<<   作成日時 : 2015/04/30 01:20   >>

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こんばんは。今回は大関ヶ原展を見に江戸東京博物館へ行った話を書きます。

大関ヶ原展、凄く混んでるという話を聞いていたので、平日の雨が降る日に行ってきました。
いつもの通り、両国の駅から江戸東京博物館へ。
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チケット売り場はえらく並んでました。前売券を買ってあったのでそれを使って正解でしたね。入口で音声ガイド借りて中へ。音声ガイドはナビゲーターが杏さんで、ゲームの戦国無双で家康役・三成役をやってる声優さんが、それぞれ役に扮してなりきりで語るという体裁になってるということだったので、面白そうなので借りてみた次第。

いきなり関ヶ原を描いた屏風がどーん、どーんと展示してありました。案の定、人の流れがつかえてて、人でいっぱい。2枚目の津軽家の屏風を先に見ましたが、音声ガイドの家康さんによると、家康養女の満天姫が津軽家にこれを持ってきたそうです。ひぇ〜。津軽家には妻として三成の娘がいたじゃないですか。満天姫自身の意図ではないでしょうけど、周囲が威嚇してるというか圧力かけまくってるというか。徳川家怖いね〜。そして福島正則の旗印は最初わからず、2周目で見てやっとわかりました。

織田信雄たちの誓紙、みんな羽柴ばっかり! 誰が誰やらわからんがな。しかも展示ではこの大勢の羽柴さんたちがどの人なのか説明書きがあったのに、図録ではこの山のような羽柴さんたちに注釈付けてないんですよね。なんなのそれ、ありえない〜。

秀吉の辞世の句はやはり哀れでございました。

酒井忠次の具足兜は迫力のある立派なものでした。息子の家次の展示もありましたが、前立てが小型化してました(笑)。

秀忠から上杉景勝宛の手紙がありました。関ヶ原の前に家康が手紙書きまくってた話を聞いたことあるけど、秀忠もいろいろ手紙を書いてたんですね。
ちなみに私が行ったのは前期だったんですが、この展示の後に音声ガイドで欠番があったので後期の展示の分だろうと思って聞いてみたら、家康さんによる直江状の説明でした。
また内府ちがいの条々が見れて、自分では読めないですけど、当時の物だと思うとやはり感慨深いものがありますね。
他にも文書の展示はそこそこありましたが、後で図録を見ると他の会場で展示される文書がたくさんあるんですね。東京展ももう少し分量が多かったらよかったのに…とちょっと残念でした。

鳥居元忠の肖像画等がありましたが、養源院の血天井の人だわと思いつつ見てました。

京極高次と竜子の肖像画もありました。高次はぽっちゃり系で、竜子さんはお美しかったです。高次さんは大津城で頑張ったのが展示からもよくわかりました。東では真田が秀忠をひきとめてたけど、西では京極さんが西軍の一部をひきとめてたんですね。あらためて実感。

細川幽斎関連の文書は、古今伝授をめぐる話は本当にあったことなんだと実感しました。それからなんの文書か忘れたけど忠興の苗字が長岡になってたので、この頃は細川じゃなくて長岡と名乗っていた話を思い出して、この話も本当のことだったのだとこれまた実感しました。

色々な人の具足がありましたが秀忠の展示もありました。私の好きなお江さまの旦那さんなので秀忠関連の展示は楽しみにしてましたが、この秀忠の具足は前に見たかもしれないなと思って見てました。で、その時の音声ガイドが面白くて。三成さんに秀忠遅参の話のツッコミを入れられて、すごく機嫌悪そうな家康さんというやりとりがございました(笑)。
ただ音声ガイドはなりきりキャラの会話としては面白かったのですが、音声ガイドのある展示が接近していてそのわりに説明が長いので、展示を見終わってもそこに立ち止まらないと全部聞けないのが不便でした。
しかし秀忠で関ヶ原と言えば遅刻の話なんで、たとえば真田さんちの関ヶ原合戦絵巻でもその話が出て来るし、なんだか微妙な気分になりますね。
それから秀忠の肖像画の前に骨喰藤四郎がありまして。流行りのゲーム刀剣乱舞を愛するお嬢さんたちが注目する品々の一つかと思いながら見ました。実際周囲にはとうらぶ女子っぽいお嬢さんもいましたね。骨喰藤四郎自体は刀身の浮き彫りが綺麗だなと思いました。全体的に、刀剣乱舞が流行りだからかわかりませんが、刀剣の展示も目立ちました。
ちなみに前期で展示してあった秀忠像はもみあげが目立っているので、私は好きじゃない絵です(かといって後期展示の白描画も理想化されてていまいちだと思うけど)。忠吉の肖像画にもうっすらもみあげがあるので、この兄弟はもみあげ長かったのかと思いましたね。

関ヶ原の戦いのときのプロジェクションマッピングは面白かったですが、見ていたときはプロジェクションマッピングだと思わず見てました。ちょっと間抜けでしたね。

実は一連の展示の中で一番印象に残ったのはなぜか榊原康政の小袴でした。なんかちいさいおじさんだったんだなーと思って。もうちょっと大きい人だったのかなとなんとなく思ってたので、あれっ?と拍子抜けした感じです。
徳川軍の金扇はやたらと大きくてびっくりしました。
井伊直政像は美男だったという話を裏付けるような雰囲気で、家康様のご寵愛のふかーい方というお話に信憑性を与えるものだなーと思いましたです、はい。
本多忠勝像はやたら迫力あります。そして蜻蛉切は美しい!! これは刀剣オタクやとうらぶ女子じゃなくても感動しますね。鏡が置いてあって裏も見えるようになってたのがよかったです。

福島正則は肖像画とかもあったけど、島津と交渉している手紙が印象的。こういうこともするんだとびっくりしました。さらに祐筆の字が繊細で本人の花押も丁寧で。猪武者イメージが強かったんですが、酒飲まなければまともな人だったという話を実感して、イメージがやや変わりました。
ただ展示の中に、正則が黒田長政にあげた一の谷成の前立ての兜をかぶっている黒田長政の肖像画があって、変な前立てだな…とも思いました。あれは実際に去年の大河で松坂桃李くんがかぶっていて、イケメンがかぶっても変な物は変なんだと思いましたが、イケメンじゃない肖像画で見るともっと変でしたね…。
山内一豊が持ってたという南蛮帽子は面白かったです。ちょっと虫食ってたけど今まで残ってたことを思うと興味深いです。
古田織部の肖像画は漫画の『へうげもの』を思い出しました。

三成が秀康にあげたという石田正宗は、実際に欠けてるところを見て、へーと思って見ました。それから島左近の兜と大谷吉継の短刀には音声ガイドがありましたが、その説明は三成さんがするんですけど、それを聞いて泣けました。私は西軍ひいきじゃないのにそうだったので、三人のファンが聞いたらもっと泣いちゃうかもと思いました。
平塚為広の肖像画にまつわる話は、ひそかに祀ってたのがわかって感無量です。

展示では戦後処理も重要だったということを説明していて興味深いものがありました。大阪城の無血開城は大事だったんですね。
秀頼の書の展示もありましたが各地に配っていたらしく、神社がお札を配ってるような感じがしました。
音声ガイドのボーナストラックは杏ちゃんの島津義弘推し話で、島津さまご贔屓なのがよくわかりました。みんな好きな人の話には熱がこもりますね。
立花宗茂の肖像画は、天才武将の逸話とか秀忠お気に入りの話とか思い出して、こんな人なのねと思って見てました。

その後は家康関連の展示でしたが、薬瓶があったので笑っちゃいました。ほんとに薬作りにこってたんですね。瓶の中に残ってる粉末は成分がなんだろうと思うとちょっと不気味(笑)。
家康の肖像画は、神君家康シリーズより普段の家康像のほうがいい感じですね。狸親父と言われますが、あんまり太ってないな…と思ったり。

最後の大坂の陣絵巻の映像は、音声ガイドを聞くと感慨深いものがありますが、ガイドなしだと、これだけ?って気分になりそうな展示だなと思いました。

全体的にとても面白くて、見終わると関ヶ原の戦いへの興味が増してきます。ただ思っていたよりは展示品の量は少ないかな…という気もしました。

音声ガイドも面白くて借りて良かったです。ただツイッターで実質的な説明が少ないという意見を見かけて、たしかに家康・三成のやりとりに割かれている部分はあったかも、とも思いました。でも役になりきって語られる説明は人間らしい実感がこもってわかりやすくなるので、私は好きですね。

買ったものは、トートバッグ付き図録とA5のWクリアファイル。
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トートバッグは薄手だけど重い図録を肩から担いで持って行けるので便利でした。クリアファイルはA4のクリアファイルが個人的にいまいちで、どうしようと思ったらA5のWクリアファイルが家紋の並びと色がなんとなく可愛かったのでこっちにしました。片側がそれぞれ東軍と西軍になってます。
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図録は読みでがありました。誓詞の大勢の羽柴の説明がない等一部説明が足りないところもありますが、おおむねちゃんとした解説で助かりました。

江戸東京博物館でも時間的な関係で常設展には行きませんでしたが、大関ヶ原展だけでも十分楽しめました。スケジュール的に後期は行けないのが少し残念ですが前期の展示だけでも見れてよかったです。

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