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zoom RSS 『江の生涯』の感想おまけ(正月十六日の誕生祭)

<<   作成日時 : 2010/12/19 14:06   >>

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『江の生涯』の内容でちょっと思いついたことがあるんで、付け加えます。
まだあんのかよ、とか言わないでくださいね。

元和八年正月十六日の若い王子の誕生の祭りの件ですが。
あれ、幕府の役人が嘘をついている、ではダメですかね。

だって佐竹家の家臣梅津政景にとって正月十六日は特筆することはなかったわけでしょう。
表立ってなされたことはないわけです。
内々の行事なら、表の役人の仕事に支障がでるとは思えません。

なのに役人は、リチャード・コックスの通詞に「今日十六日は王子の誕生の祭りがあり、
明日十七日は大御所様の忌日の行事がある」と言って処理するのを断ります。
用がないのに「用があるので無理」と言うのは、断る言い訳としてよくあるパターンだと
思います。
役人「明日行事があって忙しいんで無理」
通詞「えー、行事が明日なら今日やってくださいよう」
役人「今日も行事があって忙しいんだよっ(本当はたいした用じゃないけどな)」
てな感じ。実際に行なわれたのは毎月の厄除け祈祷レベルのことだったと思われます。

それに前も書きましたが、ちょっとずらしすぎなんですよね。
江の江戸到着は慶長八年十一月より遅くなるということはないと思われます。したがって
ずらすとしても八月かせいぜい九月です。
誕生日を一月にずらした場合、前にずらすと江が妊娠初期で生んだというわけのわからない
ことになり、後ろにずらすと生まれ年が翌年に変わってしまいます。
そもそも、嘘の誕生の祭だからこそ大々的にやって他人に知らしめないと意味ないような
気がします。嘘の誕生の祭を内々でこそこそとするのってどうよ、だったら嘘つく必要
ないやん、といいたいです。

※前の感想(その八・終章)はこちらからどうぞ

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